11月段階で旧帝大クラスの内定率は5割

ここからは、2025年11月時点の内定(内々定)の取得状況について確認します。既に内定を受けた社数を聞いたところ、「0社」と回答したのは文系で78%、理系で63%でした[図表6]。残りの文系22%、理系37%は既に内定を受けているということになり、プレエントリー社数や面接社数では文系が理系を上回っていましたが、内定取得のペースは理系が文系を上回っています。この傾向は前回も同様で、文系27%、理系35%と、理系の内定率が文系を上回っていました。調査時期について、今回のほうが前回よりも若干早まっているにもかかわらず、理系の内定率は35%から37%へと上昇しており、それだけ理系の内定出しのペースが早まっていることがうかがえます。

内定を受けた社数で最も多いのは「1社」で、文系12%と1割程度なのに対して、理系では27%と3割近くにも達しています。「2社」は、文系5%、理系6%と同程度となっており、“3社以上”(「3社」~「10社以上」の合計)の割合でも文系・理系いずれも5%と差がない状況となっています。
[図表6]既に内定(内々定)を受けた社数(2025年11月時点)
次に、既に内定を受けた社数について大学区分別で見てみると、「旧帝大クラス」では「0社」が51%となっており、学部3年生の11月という早期段階でありながら、既に約半数の学生が1社以上の内定を取得していることが分かります[図表7]。1社以上の内定を取得している割合は、「早慶大クラス」21%、「上位国公立大」17%など、他の大学区分では1割~3割台となっており、「旧帝大クラス」が他の大学区分と比較して内定獲得の進捗が早くなっています。「旧帝大クラス」のような特定の層においては、夏期からのインターンシップ等を通じた早期選考ルートから内定に至るケースが多いことが推察されます。
[図表7]既に内定(内々定)を受けた社数の大学区分別比較
既に内定を取得している学生を対象に、インターンシップ経由の内定の有無を確認したところ、文系75%、理系79%とどちらも8割近くが「(インターンシップ経由の内定が)ある」と回答しています[図表8][図表3]の「インターンシップ経由の面接社数」では、インターンシップを経ていない面接の割合も多い傾向が確認できましたが、11月時点という極めて早期の内定については、インターンシップ経由の割合が圧倒的に多いといえます。
[図表8]既に内定(内々定)を受けたうち、インターンシップ経由の内定の有無

11月までに就職活動を終了した内定取得者は3割台

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