「休みたくても休めない」管理職や人事の間で根強いこの声の背景には、「休むと迷惑をかける」という罪悪感と、仕事の属人化による組織構造の問題がある。本書『戦略的休暇 休むほど成果が出る新しい働き方』は、「休むこと」を経営・人事の重要な戦略テーマとして捉え直す一冊だ。
著者は記者として1,000人超の著名人に取材後、公認心理師として1万人のカウンセリングと1,000社の職場改善を支援してきた"職場メンタル"の専門家。本書では、医療現場で用いられる認知行動療法を応用したワークやチェックリストで、「休めないマインドセット」を実際に書き換える。「なぜ休めないのか」から始まり、「リーダーが休む/休めるチームづくり」、「疲労度別リカバリー術/人生を充実させる休暇設計」へと、個人・チーム・組織の三層で段階的にアプローチする構成だ。働き方改革、ウェルビーイング経営、メンタルヘルス対策を推進する人事・経営層にとって、休暇を制度と風土の両面から見直すための実務的テキストである。
【書籍基本情報】
書籍名:戦略的休暇: 休むほど成果が出る新しい働き方
著者:船見 敏子
出版社:ぱる出版
書籍発売日:2025年11月7日

▼内容紹介
組織全体を疲弊させるメカニズムをわかりやすく解き明かす
多忙な管理職とそのチームが、「戦略的に休む」ことで健康と生産性を高めるための実践書。 業務効率化だけでは根本的な疲弊は解消されません。背景には、「休むと迷惑をかける」「リーダーは休めない」といった固定観念や罪悪感があり、それが休暇取得の障壁となっています。その結果、部下も休みにくく、組織全体が疲弊する悪循環に。 本書では、休むことが成果につながるという考え方を、実例とともに紹介。さらに、医療現場でも用いられる「認知行動療法」を応用したワークで、「休めない思い込み」を見直す手助けをします。 個人が取り組めるワークシートも収録し、休暇を促進する組織づくりの具体策まで網羅。働き方改革やウェルビーイング経営を推進する企業にも役立つ一冊です。
(出版社ホームページより)
▼目次
第1章 私たちは、なぜ休めないのか→休めない「内的要因」と「外的要因」を分析しています
第2章 まずは、リーダーが休む
→認知をアップデートし、休める体質に変わる方法を紹介しています
第3章 休めるチームに生まれ変わる技術
→休む仕組みづくりと、チームワークを高める具体策を提案しています
第4章 疲労度別・心とからだのリカバリー術
→今の自分に合った休暇の過ごし方がわかります
第5章 人生を充実させる戦略的休暇の取り方
→未来のビジョンから逆算する、究極の休暇術を紹介しています
▼著者プロフィール
【船見 敏子(ふなみ としこ)】ウェルビーイング経営コンサルタント、公認心理師 株式会社ハピネスワーキング代表取締役 大手出版社で雑誌編集に携わり、1000人超の著名人を取材。インタビュースキル向上のためにカウンセリングを学んだことを機に、2005年、カウンセラーに転向。 以後、全国の企業、自治体等で、研修、コンサルティング、カウンセリングなどを通じ、メンタルヘルス対策及び組織のウェルビーイング向上支援を行う。「人が病まない、辞めない職場づくり」をテーマに掲げ、これまでに約1000社、10万人のメンタルヘルスケアに携わってきた。ストレスチェックに精通し、分析結果に基づく職場改善コンサルティング・研修も多数実施。メンタルヘルス不調者を6割減らした実績のほか、心理学をベースにしたリーダー育成プログラムにも力を注いでいる。 著書に『結局、いいかげんな人ほどうまくいく』(PHP研究所)、『仕事で悩まない人の相談力』(WAVE出版)、『幸せなチームのリーダーがしていること』(方丈社)など多数。健康経営エキスパートアドバイザー、1級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー等の資格も保有。
- 1