連載「人事大解剖~他社の人事のリアルを知る~」は、リレーインタビュー形式で、業務において大事にしている考えや日常の悩み、気になっているHRのキーワードなどを紐解きながら、人事のリアルに迫っていく。正解がないと言われる時代だからこそ、多くの人事の視点や考えを通じて、業務や課題解決のヒントをお届けする。人事リレーの輪32人目はサミット株式会社の人事領域を統括する同社 執行役員 安田 大輔氏が登場。同社は「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」を事業ビジョンに掲げ、首都圏を中心に食品スーパーマーケットを数多く展開している。本記事では、安田氏が語る同社がチャレンジする独自の教育文化「共育(ともはぐ)」や今一番の悩みのほか、オススメの書籍や多様な価値観を尊重するためにやめたことなどをお届けする。

※下部の「目次」より気になる項目がありましたら、ぜひそちらからも参照のうえご覧ください。
新入社員が店長にレクチャーする教育=共育もあっていい――サミット 安田 大輔氏【人事リレーの輪32人目】

Q1:これまでのキャリアは?

【人事リレーの輪32人目】
サミット株式会社
執行役員
人事業務・企画部/共育推進・人財採用部/多様人財サポート室担当
安田 大輔氏



キャリアとしてはサミット1社になります。大学を卒業した1997年に入社し、最初は希望通り店舗の鮮魚部門へ配属となりました。その後、経験を積んで新店のサブチーフを担った入社3年を終えるぐらいの時に経理部へ異動となったのです。そこで3年半ほど新たな職種を経験し、次は労働組合の専従を9年ほど経験しています。執行委員長まで担わせてもらったのですが、再び経理部に戻り、財務の課長、そして経理課長を経験し部長へ昇進と7年ほど経理財務の業務を経験したのち、人事部長を拝命しました。その後、執行役員も任され、今に至ります。

Q2:今の人事としての役割・ミッションは?

今、会社としては大きな転換期を迎えています。小売業界も大きく外部環境が変化してきています。そうした中で、当社が目指している所は何かを整理していく中で、当社のミッションを「生きる糧を分かち合う店」というものに置きなおしたんですね。ミッションが変わるということは、当然、従業員に求めるものも変わりますし、活躍する人材像にも変化が出てくる。そうなると、当然人事制度も変わってくるだろうということです。

私たち小売業界というのは、従業員の構成比で言いますとパートタイム社員が7~8割ほどを占めています。そういう意味では、正社員だけでなく、パートタイム社員も含め、ミッションに合う人事制度をつくっていく必要があります。このように、大きな転換期を迎えた今に合った人事制度をつくり、育てていくのが私の大きな役割と言えます。

Q3:今抱えている主な人事課題は?

当社の持続的な成長に向けた人・組織づくりというのを進めていかないといけません。そのような中で、「若手社員の育成と定着」は、持続的な成長にも非常に関わる部分ですので、人事課題の中でも最重要の位置づけとなっています。

この記事にリアクションをお願いします!