プロフィール

青山 加奈 氏
株式会社日本旅行
総務人事部 リーダー
2017年4月~2021年12月 現:愛知教育営業部にて学校への営業、企画立案、添乗業務に携わる。2022年1月~現在 総務人事部へ異動し、新卒・中途の採用業務を中心に働き方改革にも携わる。

なぜ「アルムナイプラットフォーム」をつくろうとしたのか
――まずは貴社が2026年5月に開設された「AlumLink(アルムリンク)」とは、どのような仕組みなのか、お聞かせください。当社の退職者を対象とする、独自のアルムナイプラットフォームです。正社員または契約社員として勤務した経験があれば登録でき、会社の最新情報の閲覧、正社員としてのカムバックエントリー、スポットワークへの応募が可能です。人事側にとっては、退職者の情報を一元的に管理する基盤にもなっています。
スポットワークは、復職フルタイムで働くことが難しくても、短時間なら働けるという方や、現在別の会社で就労中の方の副業を想定した機能です。当社が抱える課題や依頼を掲載し、必要に応じて力を貸していただきます。
――既存のアルムナイサービスを導入する選択肢もあったと思います。あえて独自に開発した理由が気になります。
出発点が人事施策ではなかったことが大きいです。社内には、人材をテーマに新たなビジネスを生み出すプロジェクトチームがありました。人材に関する課題をどのように解決できるか議論する中で、「アルムナイをテーマにしてはどうか」という案が出ました。その後、さまざまな検討を重ね、最終的にアルムナイを対象とするシステムを自分たちで作ることになりました。構想から約2年をかけてリリースしました。
現在は、当社のみで試験的に運用している段階です。次の段階では、アルムナイとの接点を構築したいと考える、観光に関わる企業も会員登録できるように機能を拡張し、最終的には観光業界全体のアルムナイ採用を後押しするサービスにすることを視野に入れています。

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この後、下記のトピックで、インタビューが続きます。
●なぜ「アルムナイプラットフォーム」をつくろうとしたのか
●退職者同士や会社との交流よりも、まずは会社の「変化」を届ける
●経営層に問われた取り組みの意義
●取り組みを通じて変化した「退職者」との向き合い方
●ゆくゆくは、観光業から人材が流出しにくい仕組みを作っていきたい
