8割以上の学生が初任給額を重視
最後に、最近話題に上がることが多くなっている「初任給の引き上げ」に関連して、「初任給」に対する学生の意識を確認してみましょう。まず、志望企業の選択において「初任給」をどの程度重要視しているかを確認したところ、文系・理系ともに「少し重視している」が最多でそれぞれ47%、46%となっており、「とても重視している」(文系36%、理系42%)と合わせると、“重視している派”の割合は文系で82%と8割を超え、理系では89%とほぼ9割にも上っています[図表14]。大多数の学生が初任給も考慮して志望企業を選択していることがうかがえます。ちなみに「全く重視していない」と回答したのは、文系でわずか1%だけで、理系では皆無でした。
![[図表14]志望企業の選択における「初任給」の重視度](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4332_14_R70Y5K.png)
![[図表15]望ましい初任給額](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4332_15_3CID92.png)
![[図表16]志望企業の選択における「初任給」の重視度(大学区分別)](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4332_16_H45VW5.png)
![[図表17]望ましい初任給額(大学区分別)](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4332_17_FGJ455.png)