大学区分により大きく異なる就職活動期間
次に、就職活動を行った期間を文系・理系別に比較してみます。文系では、“半年程度以内”(「3カ月以内」~「6~7カ月程度」の合計)とする割合は37%と4割近くであるのに対して、理系では31%と、文系より6ポイント低くなっています[図表7]。文系より理系のほうが短期間で就職活動を終了する学生がやや多い傾向がうかがえます。ただし、文系・理系ともに最も高い割合となっている「10~11カ月程度」については、文系では24%であるのに対して理系では30%で6ポイント高いものの、「1年以上」は理系より文系のほうが5ポイント高く20%となっており、“10カ月以上”(「10~11カ月程度」と「1年以上」の合計)という長期間をかけて就職活動を行う学生は、文系と理系ともに44~45%で大差はありません。![[図表7] 文理別 就職活動を行った期間](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4533_7_6B4KL4.png)
この結果から、上位クラスの学生は、それ以外の大学区分より就職活動に費やす期間が長い傾向にあることが推測されます。ただし、就職活動を終える時期も他の大学区分と比べて早いという傾向も見られており、上位クラスの学生は就職活動を長期間行っているが、より早い時期から活動しているため、他の大学区分より早期に就職活動を終了していると言えるでしょう。
[図表6]で見たように、就職活動の所感において「その他私立大」で“楽だった”の割合が高かった要因の一つに、その他の区分の大学層と比較して就職活動期間が短かった学生の割合が顕著に高いことが挙げられそうです。
![[図表8] 大学区分別 就職活動を行った期間](https://img.hrpro.co.jp/images/tokushu/hr_tokushu_photo_4533_8_D3M2K7.png)
