「エンタテインメントコンテンツ」、「遊技機」、「ゲーミング」の3セグメントを軸に幅広いエンタテインメント事業を手掛けるセガサミーグループでは、「Human Capital Development Goals」という人事戦略のもと、グループ全体で人と組織の成長を推し進めている。そしてその育成体系の中心にあるのが、企業内大学『セガサミーカレッジ』である。2018年の開校以来、延べ6万人以上の社員が受講し、テクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチャルスキル等を学んでいる。そこで今回は、企業内大学の具体的な仕組みや設立背景のほか、直面した課題や社員の自分事化に向けたポイントなど、本取り組みの仕掛け人であるセガサミーホールディングス株式会社 人財開発本部 本部長 笠井敬博氏にお話を伺った。

プロフィール

  • 笠井 敬博 氏

    笠井 敬博 氏

    セガサミーホールディングス株式会社
    人財開発本部 本部長

    2003年サミー株式会社に新卒入社し法務部に配属。2004年にはセガサミーホールディングス株式会社設立メンバーとして同社に出向。以降、グループ内の法務・秘書・総務・人事などを経験。現在はグループ全体の人事戦略・文化醸成を担うと共に、セガサミービジネスサポート株式会社の代表取締役社長を兼務している。趣味はゴルフ。

なぜセガサミーホールディングスは「企業内大学」を始めたのか――仕掛け人の笠井氏が語る「主体的な学びの本質」と「学び合いとカルチャー醸成の関係」

企業内大学『セガサミーカレッジ』の仕組みと設立背景

――『セガサミーカレッジ』とは、どのような仕組みの企業内大学なのでしょうか。

『セガサミーカレッジ』は、セガサミーグループの全社員が会社の枠を越えて学び合う企業内大学です。ビジネススキル講座から英会話、リーダーシッププログラム、さらに各界の第一線で活躍する方を講師にお迎えする特別講演まで、年間約200の幅広い講座を開講しており、2018年の開校以来、延べ6万人以上が受講しています。コースは大きく3つに分かれています。

1つは選ばれた者が学んでいく選抜型、2つ目は学ぶべき者が学ぶべきときに学ぶ階層型、そして3つ目は学びたい者がいつでも門を叩けば学ぶことができる道場型。選抜型においては、次世代事業リーダー候補を対象に「未来塾」、更にセレクティブな「治紀塾」、現任役員を対象とした「里見塾」など事業・経営リーダーに必要なスキルやマインドを習得できる機会を提供しています。また階層型においては、新入社員研修をはじめ、若手社員の入社後3年間のプログラム、管理職研修など、キャリアの段階に応じた成長を支援していきます。一方、手上げ式の道場型に関しては、レベル別の語学研修や最新のAI/DXスキル研修、モチベーション向上に関するプログラムなど、ニーズに応じた多彩な講座を揃えており、意欲のある社員であれば誰でも受講可能です。
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