HRプロとは
企業の持続的成長を見据える上で、将来の主幹を担う人材の育成は欠かせない。経営層や人事担当者にとっても、常に優先的に取り組むべき事項のひとつと認識されている。しかし、効果的な育成手法や評価基準の確立には多くの企業が苦心しているのが現状だ。そこで本稿では、注目される「次世代リーダー研修」の概要や主なプログラム内容、選び方のポイントをわかりやすく解説。さらに、編集部が厳選したおすすめ研修サービスも紹介していく。
「次世代リーダー研修」の内容や目的とは
「次世代リーダー研修」とは、将来的に経営を担う幹部候補や管理職候補を早期に選抜し、中長期的かつ段階的に育成・支援するための研修プログラムだ。単なる知識習得だけでなく、経営視点や意思決定、組織をリードする人間力など、多彩な能力を身につけることを目的としている。近年は、20代からリーダーシップ研修を実施する企業も増えており、社会や市場環境の変化に対応できる人材の早期育成が重視されている。
▼編集部オススメの「次世代リーダー研修」紹介
●「次世代リーダー」とは
「次世代リーダー」とは、将来の経営者や管理職として組織を牽引することが期待される人材を言う。戦略的思考力や高度なコミュニケーション能力、グローバルな視野など、時代の変化に対応できる多様な資質が求められる。【「次世代リーダー」に求められる能力】
・ビジョンを創造し、示す力
社会や業界の動向を的確に捉え、組織の進むべき方向性を明確に描き、共有できる力
・決断力と実行力
正解が見えない状況下でも、論理的かつ迅速に意思決定し、周囲を巻き込みながら実行に移す力
・管理能力
自己管理だけでなく、組織や人材などのすべての資源を管理し、利益追求や課題解決を図る力
・多様なビジネススキル
財務やマーケティングなどの実務スキル、論理的思考力やプレゼンテーション能力
・人間力とネットワーク構築力
倫理観や誠実さを持ち、人を惹きつける魅力や他者と信頼関係を築く力
●「次世代リーダー育成」が求められる背景
次世代リーダー育成が急務とされる背景には、社会・市場環境の急激な変化がある。グローバル化やダイバーシティ＆インクルージョンの推進、技術革新、働き方改革など、企業を取り巻く環境は複雑化し続けている。そうした変化に柔軟かつ主体的に対応できる人材の確保が、企業の生き残りや成長のカギとなってくる。また、経営層の高齢化や世代交代が加速している点も、次世代リーダー育成の必要性が高まっている一因だ。予測が困難なVUCAの時代では、従来の経験則だけでは通用しない課題も多い。そのため、早いうちに経営視点を養い、常に学びを得ながら、企業の運営に活かしていくことができる柔軟性のある人材が求められる。
こうした理由から、いま多くの企業が「次世代リーダー研修」を重要課題として掲げ、早い段階からリーダーシップの育成に取り組むようになっているのである。
「次世代リーダー育成」における主な課題
実際に「次世代リーダー育成」を進める過程で、様々な課題が生じる。研修を検討する上で知っておきたい課題を紹介しておこう。●育成期間の長期化とコスト負担
次世代リーダーの育成は長期戦であり、相当なコストやリソースがかかることを認識しておかなければならない。だからこそ育成目的を明確にし、段階的なプログラム設計で効率化する必要がある。●実践の場・経験機会の不足
座学だけではリーダーシップは養えず、実際の業務でも実践の場を与えるのは難しい。そこで、アクション・ラーニング型の研修を導入することで、実践機会を増やすことができる。●育成体制や評価制度の整備
「どのように次世代リーダーを育てるべきか」という明確なノウハウや評価制度が整っていない企業は多い。育成基準や評価制度が曖昧だと施策が一過性で終わってしまう。リーダー像を明確にし、育成施策を改善し続ける体制を整えていきたい。●指導人材やロールモデルの不足
十分な経験やスキルを持つ指導者やロールモデルが社内に不足しがちな点も、次世代リーダー育成の大きな障壁となる。外部講師やコーチを積極的に活用していくことが有効だ。●費用対効果の不透明さ
施策の効果が見えづらいのも、次世代リーダー育成における頻出課題と言える。ただし、実践の機会やフォローアップを組み込んだプログラムを活用することで費用対効果が見えやすくなる。また、成功事例や受講者の声を拾い上げ、経営層に説明することも大切だ。「次世代リーダー研修」の主なプログラム内容・テーマ例
「次世代リーダー研修」のプログラムは、座学だけでなく、グループワークや専門家・有識者による講義など多岐に渡る。主なテーマ例を紹介していこう。●マインドセット醸成
経営陣や外部講師による講義を実施し、リーダーとしての意識や姿勢を醸成していくプログラムだ。受講者は経営者の視点や思考力を持つきっかけを得られ、自らの役割を再認識できる。●経営知識・ビジネススキルの習得
財務、マーケティング、経営戦略、人事戦略といった経営に求められる知識を体系的に学ぶプログラムもある。論理的思考力や問題解決力の他、ヒューマンスキルやコミュニケーション力など、リーダーとして組織を動かすための基盤となる思考や能力をテーマとするものもある。●アクション・ラーニング（実践型課題解決）
アクション・ラーニング（実践型課題解決）型とは、実際の経営課題や自社のテーマを題材に、少人数のグループで解決策を立案・実行するプログラムだ。新規事業の立案や既存事業の変革、ビジョン策定などがテーマとなる。●グローバルワークショップ・異業種交流
海外拠点や異なる業界と合同ワークショップを実施することによって、多様な価値観や視点、手法を学ぶことができる。柔軟な発想力や創造力、コミュニケーション能力といったグローバルリーダーとしての素養を養う機会に打ってつけだ。●自己内省・キャリアデザイン
自己分析やキャリアデザインに特化した内容のプログラムでは、これまでの経験や価値観を振り返り、自分の強みや課題を明確化することで自己理解を深める。そのうえで、今後のなりたい姿を定め、キャリアビジョンやアクションプランを設計していく。
「次世代リーダー研修」サービスの選び方
自社に最適な「次世代リーダー研修」サービスを選ぶには、どんなポイントを重視したら良いのか。選び方の基準を説明しよう。●自社の課題・目的・計画に合致しているか
研修内容が自社の経営課題や育成目的、計画にしっかり合っているかを最優先で確認すべきだ。内容がカスタマイズ可能かどうかや、業界に適しているかも併せて見ておきたい。●対象者の階層・レベルに合っているか
研修のレベルや対象の階層（若手～幹部候補など）が自社の人材要件に合致しているかも重要だ。対象者の階層によって求められるスキルや基準が異なるため、最適なレベル・内容を見極める必要がある。●講師やトレーナーの実績・専門性
講師やトレーナーの経営経験・実績が豊富で、実践的な指導をしてくれるかどうか、また業界知識や理解があるかどうかもチェックしておきたいポイントだ。メンターやコーチもいれば、なお良い。●実践型プログラムの有無
座学中心ではなく、実際の経営課題や現場課題の解決を見据えた実践型のプログラムが組み込まれているかは重要だ。実務と連動することによって、深く理解でき、また行動に移しやすくなる。●費用
研修の費用は、プログラムの内容や期間、講師の有無などによって異なってくる。まずは予算に見合うかどうかを確認し、そのうえで、投資対効果や将来的な人材育成へのリターンも考慮する。複数社から見積もりを取り、自社のコストやプランに応じたものを選ぶようにしたい。●実績・受講者の声
過去の導入実績や受講者の声も、研修の信頼性や効果を判断するうえで大事な判断材料となる。成功事例や受講後のインタビューなどを確認し、自社のニーズに合致しているかを見極めると安心だ。「次世代リーダー研修」を成功させるためのポイント
「次世代リーダー研修」を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要となる。●目的の明確化
まず「どのようなリーダーを育成したいのか」という目的を明確に設定することが肝要である。ゴールや方向性が曖昧なまま研修を実施しても、いたって凡庸な研修となり、最大限の効果を得ることができない。人材戦略・経営戦略と連動した設計をしたい。●リーダーの定義・人材要件の明確化
自社にとっての「リーダー」とはどんな存在か、その求める人材像や必要なスキル・役割を具体的に定義することは欠かせない。役割や期待を明文化することで、基準が明確になり、研修の内容に一貫性が生まれる。●対象者・階層の明確化
誰を、どの階層（若手・中堅・幹部候補など）を対象として実施するのかもはっきりさせる必要がある。一般社員から段階的に育成するのか、幹部候補に絞るのかで、研修内容や進め方が大きく異なるからだ。●経営陣のコミットメント
経営陣自らが研修の意義や期待を示して積極的に関与することで、受講者のモチベーションが高まるだろう。トップの本気度が組織全体の学ぶ文化の醸成につながると言っても過言ではない。●事業と紐づくかを確認する
研修内容が自社の事業や経営課題と紐づいているかを確認したい。実際の課題解決や新規事業の推進、事業変革などの現場での実践に直結するテーマ設定やプログラムは非常に効果的だ。●受講後のキャリアパス設計とサポート
研修は実施して終わりではない。研修を受講した従業員のキャリアパスの実現に向けて、その後もサポートしていくことが大事になるのは言うまでもないだろう。研修で得た学びがしっかり実務に活かせているかを確認し、継続的に成長する機会を与えることが望まれる。【比較表】編集部オススメの「次世代リーダー研修」5選
| サービス名 |  次世代幹部育成プログラム |  未来をつくる次世代リーダー育成『GoodTeam研修』 |  最強営業マネジャー養成プログラム”『アレキサンダー』 |  経営心理士講座 |
|---|---|---|---|---|
| 時期・期間 | 1～2日間 | |||
| 実績社数 | 未公開 | ー | 多数 | のべ7,000社 |
| 登録者数 | ||||
| 対象主要業界 | すべて | すべて | すべて | |
| 対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
| 対象企業規模 | すべて | |||
| 対象主要階層 | すべて | |||
| 対象主要職種 | 全職種 | すべて | すべて | |
| 費用 | ＊料金はお問い合わせください。 | お問い合わせください | 個別にご相談ください | 29,700円～382,140円 |
| 提供会社 | 株式会社タバネル | 株式会社レトロモダン | ソフトブレーン・サービス株式会社 | 一般社団法人日本経営心理士協会 |
編集部オススメの「次世代リーダー研修」紹介
次世代幹部育成プログラム
成果が出せる組織をつくる！
自社の課題に沿ったプログラムで、成果を生み出す実行力を身につけていただきます。
タバネルが提供する『次世代幹部育成プログラム』は、自社の課題に沿ったプログラムを設計することで、社員に実行力を身につけさせ、成果が出せる組織を作ることを目指すリーダー育成研修です。『インプットからアウトプットへ』、『役割視点から経営視点へ』、『正論から持論へ』というテーマを“狙い”とし、柔軟なプログラム設計によって、参加者同士の相互刺激を促し、自分で考え自分で語る仕組みで研修を進めていきます。
プログラムの主なラインナップは以下の通りです。
＜事業創造力＞
新たなビジネスを生み出す力
・自らビジョンを構築し、新たなビジネスを生み出す。新たな事業の戦略立案、拡大のためのマーケティング、現場を動かすマネジメントを身につける。
＜組織変革力＞
新たな時代を勝ち抜く組織変革力
自社の強みと今後の変化をつかみ変革を実行する。役割意識から脱却し、全社経営視点を身につける。自分の言葉で変革を導くためのスキルと実行力を身につける。
＜意志と覚悟＞
見通せない未来に対して道を拓く意志と覚悟を身につける。内省と対話を通じて自己を知り、先人の功績を学び、本物の経営リーダーを目指す。
HRプロ編集部がチェック！ このサービスのポイント
自社の課題に沿ったプログラムを設計することで、成果を生むために最も重要な『実行力』を身につけることにフォーカスできる研修です。自社の強みと弱みを把握することから始まり、実際の経営課題やビジョンを起点とした仮説検証、解決策の立案、事業拡大のマーケティングプラン策定、さらには失敗想定など、実践的かつ幅広く学ぶことで、現場での行動変容を促すことができるでしょう。
例えば、自社の強みやビジョンが浸透しておらず、現場のリーダーが経営視点を持てていない企業や、新規事業や組織変革が求められているが、実行力のあるリーダーが育成できていない企業にとって最適な研修と言えます。
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未来をつくる次世代リーダー育成『GoodTeam研修』
「自分たちの未来は、自分たちで創る」ーー チームで本質に挑む参画型研修
次世代リーダーの経営参画意識とチーム連携を高める実践型研修。 問題発見と戦略討議を通じて“参画”意識を育み、変革を起こす力を養います。
レトロモダンの『GoodTeam』は、「創造力(Creativity)」と「解決力（Solution）」という2つの力を鍛え、チームの一体化を実現するためのチームビルディング・リーダーシップ開発研修です。次世代リーダーや管理職が主体的に経営に参画し、組織全体の一体感とイノベーション力を高められるよう、現状把握から課題抽出、アクションプラン策定までを一貫してサポートし、受講後の行動定着にも力を入れています。主な目的と特徴としては以下が挙げられます。（1）自社の現状把握と課題の共有
事前サーベイやグループワークを通して、参加者全員で自社の現状や課題を様々な角度から洗い出し、事実を深く探究します。
（2）共通の価値観・危機感の醸成
チームとして「どこへ向かうか」、「存在意義は何か」といった根本的な問いを共有し、共通の価値観と同一の危機感を醸成し高次元で一体化します。
（3）創造力と解決力の強化
チームが抱える様々な問題の根本的原因を探求。「Why?」を繰り返し、問題の本質を掘り下げ、GoodTeamの真因を参加者全員でつかみます。また、ブレインストーミングでアイディアを出し合います。
（4）主体性と経営参画意識の向上
具体的なアクションプラン（いつまでに、誰が、何を、どれぐらい）を決め、チーム全体で進捗チェック。参加者が自ら「これから」を切り拓く主体性を持ち、経営視点での参画意識を高めます。
HRプロ編集部がチェック！ このサービスのポイント
丁寧なヒアリングによってカスタマイズした研修提案をしてくれるだけでなく、講義や実施後のフォローも同じコンサルタントが担当してくれ、細やかなサポートをしてくれます。そのため、「どんな研修が良いか分からない」という企業だけでなく、「自社の課題が把握できていない」や「求めるリーダー像がそもそも定まっていない」という研修の計画から実施までのプロセスに不安がある企業でも安心して任せられる設計になっています。
また、問題の本質を見抜く力を徹底的に磨くことができるのが大きな魅力でしょう。膨大な事実から一つひとつを削ぎ落しながら本質を探るフレームワークやプログラムによって参加者全員が、「現状把握力」「質問力」「課題設定力」「問題解決力」「合意形成力」など様々なスキルを養うことができます。一体感のあるチームづくりを目指しながら、組織の課題解決をしていきたい企業にオススメの研修と言えます。
対面開催だけでなく、全国拠点をつないでオンライン・ハイブリッド開催も可能な点も特筆すべきポイントです。
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最強営業マネジャー養成プログラム”『アレキサンダー』
新任マネジャーが大局観を学ぶ！
■粗利意識（儲からなくては意味がない）■マーケット眼点（競合他社、マーケットを意識した戦略）■人材育成重視の考え（人材育成で他社を圧倒する）
ソフトブレーン・サービスの『アレキサンダー』は、経営の考え方・新しい視点・経営計画・財務損益・経営分析などを目的とした経営シミュレーションプログラムです。昭和51年に開発され、今日まで企業ではおよそ1万社の500万人、学校では約500校が受講しているビジネスゲームがルーツになっています。そのゲームを、営業支援・営業コンサルティングを手掛けるソフトブレーン・サービスが、”最強営業マネジャー養成版”として、新たにカスタマイズしたプログラムです。対象者は経営トップから新入社員までと幅広く、受講者によって得られる効果はさまざま。主に以下の3つが学ぶポイントとなっています。
（1）粗利意識（儲からなくては意味がない）
・仕入れのタイミングやコストから販売までを考える事で、徹底的な粗利意識を植え付けます。
・人材採用・人事配置など全ての物事にコストが発生する事をリアルに体感できます。
（2）マーケット眼点（競合他社、マーケットを意識した戦略）
ビジネスには必ず競合他社が存在。ライバル企業よりも顧客に選ばれる経営をしなければ勝ち残れないということが痛感できます。
（3）人材育成重視の考え（人材育成で他社を圧倒する）
企業に「人材教育をしてさらに育成に取り組む事がどれだけ大切であるか」を理解し、社員の成長が企業業績へいかに大きな影響を与えるのかを徹底的に理解させます。
HRプロ編集部がチェック！ このサービスのポイント
マネージャーやリーダー層が「経営者視点」を持つきっかけとなり、粗利意識・競争戦略・人材育成の重要性を“体験的”に学べる点が魅力のプログラムです。ゲーム形式で会社経営を疑似体験しながら、投資や経営判断、仕入れやコスト、販売戦略を“自分事”として考えることで、単なる知識ではなく、会社全体を俯瞰する視点や利益構造が“腹落ち感”を持って、自然と身につけることができます。
受講のハードルが低いため、新入社員から経営トップ層まで受講対象は広く、営業部門だけでなく、経営視点を身につけたい次世代リーダー候補、現場のマネジメントに関わる人やこれからマネージャーを目指す中堅社員にも適している研修と言えます。会社全体の経営リテラシーの底上げにも活用できそうです。
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経営心理士講座
【日経新聞も取材】1200件超の経営改善事例に基づく現場を変える心理学講座
人の行動を司る心の性質に基づき、行動を変えるマネジメント・人材育成・営業法を習得する。その成果の高さが認められ、中央省庁や大手企業も導入。
一般社団法人日本経営心理士協会が運営する『経営心理士講座』は、人の行動を司る心の性質に基づき、行動を変えるマネジメント・人材育成・営業法を習得するための講座です。主な特徴は以下です。（1）1,200件超の経営改善実績と心理学に基づいた実践的内容
講師を務める藤田耕司代表理事は、経営コンサルタント、公認会計士、心理カウンセラーとして1,200件超の経営改善を行ってきたプロフェッショナル。その知見を体系化した「経営心理学」と、生の事例を学ぶことで、再現性の高いスキルを得ることができます。
（2）講座で学んだ内容の実践を通じて現場を変える
講座で学んだ内容を次の講義までに各自の現場で実践し、その成果や課題を共有するサイクルを重視しています。これにより、知識が定着するだけでなく、受講期間中から部下や組織、顧客との関係に具体的な変化が生まれます。
（3）講座修了後も継続的に学び、成長を促す環境
講座受講修了後も、毎週火曜日朝8時～9時に開催される無料の復習会に参加できるため、一度学んで終わりではなく、継続して復習・実践をし、成果に繋げる仕組みが提供されています。そのため、多くの受講者が受講後も継続して成果を出し続けており、社員研修として利用する会社も無料で社員を継続的に育成できるため、非常に高い評価を得ています。この仕組みは他にはない大きな特徴です。
HRプロ編集部がチェック！ このサービスのポイント
経営課題の根源とも言える人間心理にアプローチする本プログラムは、他の研修にはない最大の独自性です。「部下がついてこない」、「顧客の心が見えない」といった悩みを多くのリーダーが抱えがちですが、そうした悩みに対して「感情」や「期待」といった心理的要因を紐解きながら解決策を探るスキルを身につけることができます。これは、どの役職に就いても、どんな場面においても活用できる普遍的な能力と言えるでしょう。
また、個々の課題に合わせてコースを選べる点も大きな魅力です。基礎となる「人間関係心理コース」に加え、「組織心理」、「顧客心理」、「ビジネスコミュニケーション心理」など、目的別に様々なコースがあり、複数組み合わせることも可能です。自社のリーダーの定義や人材要件、個人のキャリアプランに応じて選択でき、細かい育成計画を実現できるでしょう。
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