採用選考での優遇を求める学生

インターンシップに参加する主な目的(複数回答)を尋ねたところ、文系・理系ともに「選考優遇など就職活動を有利にする」が最多で、文系は59%で約6割、理系に至っては70%と7割に達します[図表12]。インターンシップ参加後の早期選考会への参加やエントリーシート免除など、インターンシップに参加しなかった学生よりも有利になることを期待して参加しているようです。

文系では、次いで「業界・職種・企業への理解を深める」(57%)をはじめ、「仕事内容が自分に合うかを確認する」(47%)、「企業と自分の相性を確認する」(44%)、「本選考前に経験を積む」(43%)などが4割超で続きます。一方、理系の二番手は「本選考前に経験を積む」(49%)で、これは前回調査と同じ傾向です。次いで、「企業と自分の相性を確認する」(47%)、「業界・職種・企業への理解を深める」(43%)、「仕事内容が自分に合うかを確認する」(41%)などとなっており、順位はともかくとして、上位の項目は文系と大きな違いは見られません。
[図表12]インターンシップ参加の主な目的(複数回答)
次に、参加するインターンシップを選定する際の重視ポイント(複数回答)を尋ねたところ、文系では「採用選考で優遇される可能性があること」が65%で、次点の「就職したい業種であること」(53%)に12ポイントの差を付けてトップでした[図表13]。「就職したい企業であること」(50%)も半数の文系学生が選択しています。

一方の理系では、「採用選考で優遇される可能性があること」(58%)をわずか1ポイント差ながら上回り、「就職したい企業であること」が59%で最多となっています。文系では、「業種>企業」の順に重視されていましたが、理系では「就職したい業種であること」は46%と、「就職したい企業であること」とは13ポイントもの開きがあり、「企業>業種」の順で重視されていることが分かります。[図表10]で、理系のほうが「具体的に志望企業を絞り込めている割合が高いこと」を指摘しましたが、それを裏付けるデータとなっています。
[図表13]参加するインターンシップ選定での重視ポイント(複数回答)

7割以上が「対面型」インターンシップを希望

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