9割以上の学生がインターンシップに参加

インターンシップに参加した社数については、文系・理系ともに“0社”(「0社(応募をしていない)」と「0社(応募はした)」の合計)は7%にとどまり、残りの93%はインターンシップに参加しています[図表9]

インターンシップ参加社数の区分で最も多かったのは、文系・理系ともに「6~10社」で、それぞれ19%、24%であり、次に多かったのも文系・理系ともに「4~5社」で、それぞれ16%、21%となっています。文系では、「11~15社」(15%)や「21社以上」(14%)も多く、“6社以上”(「6~10社」~「21社以上」の合計)が57%と、前回(60%)同様に6割近くに上ります。理系では、「16~20社」4%(文系9%)、「21社以上」は5%と文系ほどポイントは高くないものの、“6社以上”は45%(前回41%)とポイントを増やし、5割近くまで達しています。理系においてもインターンシップ参加社数は年々増加の傾向にあり、参加してくれたことに満足するのではなく、他社との差別化、魅力付けにより注力する必要性が高まっています。
[図表9]インターンシップ参加社数
インターンシップへの応募ルートを尋ねたところ、「全て企業のHPから」が最も多く、文系で32%、理系では47%と5割近くが直接応募すると回答しています[図表10]

「企業のHPがメイン、就職ナビがサブ」(文系23%、理系17%)を合わせた“企業HP派”は文系で55%、理系では64%と6割を超えています。一方、「全て就職ナビから」(文系12%、理系7%)と「就職ナビがメイン、企業のHPがサブ」(同16%、16%)を合わせた“就職ナビ派”は文系で28%、理系では23%となり、“企業HP派”が“就職ナビ派”を大きく上回っています。また、理系学生のほうが、文系学生よりも企業HPを活用する割合が高い傾向が見られ、「全て就職ナビから」は7%と1桁台にとどまります。理系学生のほうが、自身の専攻に関連する業界を志望する傾向が強く、具体的に志望企業を絞り込めている割合が高いことが影響しているものと推測されます。
[図表10]インターンシップへの応募ルート
参加したインターンシップの期間(複数回答)について、文系で最も多かったのは「2~3日程度」タイプで、次いで「1日」タイプであり、それぞれ57%、55%と6割近くが参加経験があるとしています[図表11]。かつては “手軽にセミナー感覚で参加できる”との理由から参加者が多かった「半日」タイプは35%、「1週間程度」タイプは22%と2割強にとどまります。実施期間「5日間以上」など一定の条件を満たせば、インターンシップで得られた学生情報を堂々と採用選考に使用可能とされていることから、近年、企業側は「1週間程度」タイプのインターンシップを実施する例が増えていますが、文系学生での参加者はそれほど多くはないようです。

一方、理系では「1日」タイプが49%で最も多くなっているものの、「2~3日程度」タイプ(46%)のほか、「1週間程度」タイプ(43%)も4割以上の学生が参加経験を持っています。企業側が実施する「1週間程度」タイプのインターンシップ自体、理系学生を念頭に置いたプログラムが多いのかもしれません。理系では、「2週間程度」タイプのインターンシップ経験者が10%(文系3%)と2桁台に上ることも特徴となっています。
[図表11]参加したインターンシップの期間タイプ(複数回答)

採用選考での優遇を求める学生

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