トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)は、従業員のつながりを活用した採用手法である“リファラル採用”を促進するプラットフォームとして、株式会社MyReferが提供する「MyRefer(マイリファー)」を2022年1月より導入した。これにより、職場と従業員とが一体となってリファラル採用に取り組み、転職潜在層へのアプローチを図りたい考えだ。
トヨタ自動車がリファラル採用を推進するサービス「MyRefer」を導入。転職潜在層へのアプローチでキャリア採用の強化へ

企業の変革に伴いリファラル採用を強化。人事・採用面も変革へ

現在、自動車業界は自動運転や電動化、シェアリングなどの技術革新によって、100年に一度とも言える大きな変革期を迎えているという。トヨタ自動車は、2018年に「自動車会社」から「モビリティカンパニー」へと変革することを宣言し、「その実現のためには多様で専門的な人材の採用と活躍が不可欠」との考えから、従来の新卒中心の採用方針を大きく転換し、2019年よりキャリア採用に注力しているという。なかでも、ソフトウェア人材など転職市場では確保しにくい人材に対し、社員のつながりからアプローチするため、リファラル採用を強化している。

そこで同社は今回、企業のリファラル採用を促進するクラウドサービス「MyRefer」の導入を決定した。本サービスを利用する社員は、アプリやWebなどのマルチデバイスから、同社の募集求人やイベント情報をSNSで発信することができるという。

トヨタ自動車の人事担当者は、「自社を最もよく知っている社員自身から、転職潜在層の方へ弊社の思いを届けてもらうため、約71,000人の社員と職場一体でリファラル採用を開始した。リファラル採用の推進ならびに、自社にマッチした転職潜在層の採用につながることを期待している」とコメントしている。

このサービスをリファラル採用のプラットフォームとすることで、会社と従業員、将来の採用候補者をつなげ、マッチ率の高い採用と企業エンゲージメントの向上を目指すという。これにより同社は、より多様で専門性のある人材のキャリア採用強化と、人事・採用面の変革に取り組んでいきたいとしている。
転職市場において確保が困難な人材にアプローチするためには、社員自身の紹介によるリファラル採用が有効な手段といえそうだ。各業界で採用面での変革が進むなか、多様な人材を確保するための採用方法を引き続き検討していきたい。

この記事にリアクションをお願いします!