「人事のプロ」とは、単なる制度運用の名人ではなく、「人を生かして事をなす」ことで事業成果に責任を持つ存在である。本書は、1000人超の人事パーソンとの対話と実務経験を基に、人事の本質を言語化した一冊だ。
序章では、人事を「採用・制度運用の担当」から「事業のパートナー」へと捉え直し、「経営に提案が響かない」「キャリアへの不安」といった現場特有の葛藤に向き合う。本編では、プロの条件を「目的・手段・姿勢」の3要素で整理し、独自の「人事のプロMAP」を用いて具体的業務を解説。理論と実務の両面から、若手が力をつけるべき領域や、責任者が経営を動かすための指針を提示する。
さらに、成果が見えにくく孤立しやすい人事職の苦悩に寄り添い、会社の状況に応じた柔軟な思考法や、経験を共有できるコミュニティ(人事図書館)の重要性についても言及。中堅層にとっては迷いを晴らす羅針盤として、全国の人事に勇気と指針を与える必読書である。
★こんな人におすすめ
○ 採用から制度運用まで幅広く対応し、「何でも屋」状態に悩むひとり人事
○ 人事に配属されたばかりで、どのスキルから身につければよいか迷う新人・若手担当者
○ 経営と現場の間で板挟みになり、判断軸を見失いがちな中堅〜リーダークラスの人事
○ 事業戦略と人事施策のつながりを再考し、経営への影響力を高めたい人事責任者・CHRO候補
○ 組織や人の課題を一人で抱え込まず、同じ立場の仲間と経験を共有したい人事パーソン
【書籍基本情報】
書籍名:「人事のプロ」はこう動く 事業を伸ばす人事が考えていること
著者:吉田 洋介
出版社:日本実業出版社
書籍発売日:2025年11月14日

▼内容紹介
■人事1年目から知っておきたい、これからの人事担当者の考え方・動き方採用、人材育成、研修、労務、制度設計、組織開発など、人事の仕事は多岐にわたります。
一方で、そのがんばりが評価されづらかったり、現場の理解がなかなか得られなかったり、「無駄なことばかりやっている」と思われがちだったり……。
日々モヤモヤや葛藤を抱えているのが現実ではないでしょうか。
将来のキャリアも見えづらい仕事で、
「人事としてどう進んでいけばいいかわからない」
「身近にロールモデルとなる人事の先輩がいない」
といった方も少なくありません。
そんな悩める人事担当者に知ってほしい、「人事のプロ」になって活躍し、もっと楽しく人事に携わることができるためのエッセンスを、1000人以上の人事との出会いから見えてきた事例をもとに凝縮しました。
人事のプロは、動き出す前にどんな情報を得ているのか?
その情報をもとになにを検討しているのか?
そして、どう動くのか?
「ひとり人事」でも着実に成長できる、悩み、迷った時に頼れる人事担当者のロードマップとなる1冊です。(出版社ホームページより)
▼目次
序章 人事の仕事を見つめなおす第1章 今の時代に求められる「人事のプロ」とは?
第2章 「人事のプロ」になるために必要なこと
第3章 「人事のプロ」の仕事の進め方
第4章 「人事のプロ」の会社の動かし方
第5章 人事のプロを育てる人へ
▼著者プロフィール
【吉田 洋介(よしだ ようすけ)】人事図書館館長
株式会社Trustyyle代表取締役
1982年生まれ。立命館大学大学院政策科学研究科卒。北海道札幌市出身。大学院にて若手の離職について研究し、新卒でリクルートマネジメントソリューションズに入社。採用、人材開発、組織開発、人事制度、アセスメント等多領域にわたり500社以上を支援。2021年独立し企業支援と共に、坪谷邦生氏(著作『図解 人材マネジメント入門』)が代表を務める壺中(こちゅう)人事塾にてファシリテーターとして人事の学び支援を開始。2024年に「仲間と学びで、未来を拓く」を掲げ、人事図書館設立。
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