パーソルキャリア株式会社は2026年10月26日、同社が運営する転職サービス「doda」がビジネスパーソンを対象に実施した「理想の社風とミスマッチの実態」に関する調査結果を発表した。調査日は2026年8月24日で、20~59歳のビジネスパーソン1,500人から回答を得ている。調査結果から、社風がはたらきやすさや勤続意向に与える影響、理想とする組織文化や仕事の進め方などが明らかになった。

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【社風と転職意向】約6割が“社風とのミスマッチ”で転職検討。「フラットな文化」支持層が役職・年次を尊重する文化の約2倍に

「社風がはたらきやすさや勤続意向に影響する」と回答した人は72.2%

人材の定着やエンゲージメントの向上に向けて、従業員が働きやすい職場環境や組織文化づくりに取り組む企業は少なくない。社風が合わないことは従業員が転職を考えてしまうきっかけにもなりうるが、実際にビジネスパーソンはどのような社風を理想とし、職場とのミスマッチをどの程度経験しているのだろうか。

調査では、社風が働きやすさや長く働き続けたいという思いに「影響する」と回答した人は72.2%となり、7割を超えた。

なお、年代別では40代が76.7%、50代が76.5%となり、ほかの年代よりも高い傾向が出ている。
社風がはたらきやすさや勤続意向に与える影響

「社風が合わない」を理由に転職を考えた人は57.2%

社風が合わないことを理由に転職を考えた経験がある人は、57.2%だった。このうち、「転職を考え、実際に転職したことがある」は20.2%、「現在、転職を考えている」は16.7%、「過去に転職を考えたが、転職はしなかった」は20.3%となっている。
社風のミスマッチを理由とした転職経験・検討状況

理想の組織文化は「フラット」が42.2%、「安定重視」が46.1%

理想とする組織文化については、「フラットな文化」が42.2%となり、「役職・年次を尊重する文化」の21%を上回った。

また、年代別でもすべての年代で「フラットな文化」が上回り、50代では44.5%と最も高くなった。
理想とする組織文化
変化への向き合い方では、確立された方法で着実に進める「安定重視」が46.1%となり、変化や新しい取り組みを歓迎する「挑戦重視」の20.6%を上回った。他方、「どちらともいえない」は33.3%だった。

年代別でも、すべての年代で「安定重視」が「挑戦重視」を上回り、40代では50.8%、50代では49.4%となっている。
理想とする変化への向き合い方

仕事の進め方は「慎重に検討」が36.9%、「まずは試す」が28.9%

理想とする仕事の進め方では、「慎重に検討してから進める」が36.9%となり、「まずは試してみる」の28.9%を上回った。また、「どちらともいえない」は34.3%だった。

年代別でも、すべての年代で「慎重に検討してから進める」が上回った。一方、「まずは試してみる」を支持する人の割合は、年代が上がるほど高くなる傾向が見られている。
理想とする仕事の進め方・スピード感
本調査では、社風がはたらきやすさや勤続意向に影響すると回答した人が72.2%に上り、社風が合わないことを理由に転職を考えた経験がある人も57.2%となった。理想とする組織文化では「フラットな文化」、変化への向き合い方では「安定重視」、仕事の進め方では「慎重に検討してから進める」が、それぞれ高い割合を占めた。従業員の定着を図るうえでは、制度や待遇だけでなく、組織の価値観や仕事の進め方と従業員の志向との相性にも目を向ける必要があるのではないだろうか。

出典:転職サービス「doda」、「理想の社風とミスマッチの実態」調査を発表~約6割が、社風が合わないことを理由に転職を考えた経験を持つことが明らかに~|PR TIMES

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