
【企業の歯科検診】健康経営の重点施策トップ3に「オーラルケア関連」は見られず

そこで、健康経営優良法人に対して、「勤務先で健康経営のために実施している施策」を尋ねた。その結果、「ストレス管理プログラムの実施」(63.5%)、「メンタルヘルス支援」(60%)が上位を占めた。オーラルケア関連施策の実施率は、「歯科検診の実施」が29.5%、「オーラルケア施策の実施」が21.5%、「歯科検診の推奨(助成金サポート)」が15.5%となり、健康経営優良法人でもオーラルケア関連施策の実施率は3割以下と、低い実態が明らかとなった。
【企業の歯科健診】健康経営優良法人の約9割が“口の健康の重要性”を実感も、「歯科健診の実施率」は3割に満たず
新人・若手の早期離職の理由は「労働環境・条件の悪さ」がトップ

まずは、過去3年以内に自己都合で退職をしたことがある人に、「退職理由」を尋ねた。すると、「労働環境・条件がよくない」が25%と最も多く、以下、「給与水準に満足できない」が18.4%、「職場の人間関係がよくない、合わない」が14.5%だった。
また、過去3年以内に自己都合での退職をしたことはない人に、「離職を想起した経験の有無」を尋ねたところ、「ある」は約6割、「ない」は約4割だったという。「経験がある」とした人の理由は、「仕事にやりがい・意義を感じない」が最も多かったとのことだ。
新人・若手の早期離職の理由は「労働環境・条件の悪さ」が最多。“もったいない離職”を防ぐには?
【男女の賃金格差】“男女不平等”を実感する人は半数に

さらに、男女の賃金格差を感じたことがある人を対象に、「男女の賃金格差解消のために、職場に改善を希望するか」を尋ねたところ、約6割が「希望する」と回答した。対策として、「男女が平等に活躍できる職場の環境や仕組みづくり」を求める声や、「ジェンダーハラスメントの解決」を望む声が聞かれた。
【男女の賃金格差】職場で“男女不平等”を実感する人は半数以上に。約6割が「女性管理職登用」や「評価制度の改善」を希望
【2024年の景気見通し】4割超が「踊り場」と回答。“やや回復傾向”か

合わせて、「2024年の景気に悪影響を及ぼす懸念材料」を尋ねたところ、「原油・素材の価格(の上昇)」が最も多く、以下、「人手不足」、「為替(円安)」、「物価上昇(インフレ)」が続いた。ほかにも、「金利(の上昇)」(前回8位)と、「2024年問題」(初出)も上位にあがった。
【2024年の景気見通し】「踊り場」が4割超で“やや回復傾向”に。「原油・素材価格上昇」や「人手不足」を懸念か
【第二新卒の転職活動】主要情報源は「ジョブサイト」や「企業の公式サイト」が上位に

続いて、「企業が発信する情報の中で特に参考にしたい情報」を尋ねた。その結果、「経営戦略や将来の方向性の発表」が最も多く、次位には、「新製品・サービスの発表」が続いたという。
また、「公式ウェブサイトでの詳細な発表」や「CEOや経営陣からの直接のメッセージ・コメント」、「公式SNSアカウントでの情報共有」なども、信頼性が高い発信方法として重要視していることが明らかとなった。
【第二新卒の転職活動】主要情報源は「ジョブサイト」や「企業の公式サイト」など。“経営戦略・将来の方向性”を重要視する傾向