連載「人事大解剖~他社の人事のリアルを知る~」は、リレーインタビュー形式で、業務において大事にしている考えや日常の悩み、気になっているHRのキーワードなどを紐解きながら、人事のリアルに迫っていく。正解がないと言われる時代だからこそ、多くの人事の視点や考えを通じて、業務や課題解決のヒントをお届けする。人事リレーの輪27人目は株式会社荏原製作所のウェルビーイング領域を推進する、ウェルビーイング推進部長 入江 哲子氏が登場。同社は、1912年の創業以来、ポンプや半導体製造装置を中心とする産業機械メーカーとしてグローバルに社会・産業インフラを支えている。本記事では、グローバルやウェルビーイングの文脈でチャレンジしている施策のほか、入江氏が人事として大事にしている考え方やオススメの書籍などをお届けする。

※下部の「目次」より気になる項目がありましたら、ぜひそちらからも参照のうえご覧ください。
「この人の話を聞きたい」と心の底から社員に思われる人事でありたい――荏原製作所 入江 哲子氏【人事リレーの輪27人目】

Q1:これまでのキャリアは?

【人事リレーの輪27人目】
株式会社荏原製作所
ウェルビーイング推進部長 入江 哲子氏



20代は日本ヒューレット・パッカード(現・日本HP)で過ごしました。人財育成を担当していましたが、外資系ということもあり、3ヵ月に1回程度の頻度で海外本社に行く機会がありました。そこで最新のコンテンツを英語で学び、それを日本向けにローカライズし、社内では部長層を中心に講師として研修を運営していました。かなりハードではありましたが、その分、人事としてグローバルな経験を積むことができ、度胸も鍛えられたと感じています。

その後は花王に縁あって入社し、外資系出身ということもありアジアを中心としたERP導入のプロジェクトに参画しました。その後もグローバルリーダーシップ開発研修の企画・推進(アジア・スイスなど海外メンバーが半数以上のプロジェクト)や、欧米・ASEAN・中華圏での新規事業創造プロジェクトなどに携わりました。花王ではグローバル人財育成を中心に担当しつつ、後半のキャリアでは社内DX組織に所属し、人事以外の領域も幅広く経験しました。それからはソニーに転職し、グループのグローバルHRプラットフォームの推進に携わりました。そして、4年ほど前に当社に入社し、現在に至ります。

Q2:今の人事としての役割・ミッションは?

私は人事統括部配下のウェルビーイング推進部長として、様々なウェルビーイング施策を推進しています。多様な人財がお互いを認め合い、会社の発展・向上に向けて挑戦できる職場作りを目指しているところです。具体的には「女性活躍推進」はもちろん、「育児介護などのライフイベント支援」「意識風土醸成」「外国籍社員のインクルージョン」など、取り組みは多岐に渡っています。CIO Officeおよび情報通信統括部などのIT領域も兼務しておりますので、その連携も通じて、社員一人ひとりが能力を発揮できる環境づくりを推進しています。

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