人事の観察眼――“続ける力”が組織を強くする
仕事で継続的に成果を上げる人には、独自の習慣と力がある。本書は、企業人事として「ハイパフォーマーの行動哲学と習慣」を見続けてきた著者が、その「実践知」を体系化した一冊だ。樋口氏(博士・人間科学)は、通信会社の人事からキャリアをスタートし、コンサルティングファーム、銀行の人事部長を経て、現在は生命保険会社の執行役員兼CHRO(最高人事責任者)を務める。豊富な実務経験と学術研究を融合させ、現場から経営までを貫いて実証した「成長のルール」を、誰もが実践できる行動指針へと落とし込んでいる。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスが「卓越性は行為ではなく習慣である」と述べたように、習慣の力は時代を超えて変わらない。やらないことを決めて集中する、時間の使い方を見直す、人間関係を戦略的に築く、読書や生成AIを通じて学び続ける、ストレスを整え小さな成功を積み重ねる――。若手からリーダーまで、自分の「仕事の軸」を見直したいすべての人に薦めたい。

【基本情報】
書籍名:仕事ができる人が習慣にしていること ハイパフォーマーが大切にする5つの力と52の習慣
著者:樋口 知比呂
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
書籍発売日:2025年10月27日
『仕事ができる人が習慣にしていること ハイパフォーマーが大切にする5つの力と52の習慣』樋口 知比呂(著)(日本能率協会マネジメントセンター)

▼内容紹介

シンプルな行動の積み重ねが「力」になる


仕事で成果を上げ続ける人には、共通して持っている力と習慣があります。本書は、ハイパフォーマーが日々大切にしている「5つの力」と「52の習慣」を、著者自身の豊富なキャリア経験をもとに体系化した実践的な一冊です。

新卒で通信ベンチャーの人事からキャリアをスタートし、30代でMBAを取得。40代で銀行の人事部長、50代で外資系生命保険の役員と、現場から経営の最前線までを歩んできました。その歩みのなかで培った「成長のルール」を、誰もが実行できる具体的な行動レベルに落とし込まれています。

1.やりたいことを確実に実現する「目標達成力」
2.限られた時間で最大の成果を出す「タスク貫徹力」
3.信頼を築き、チャンスを引き寄せる「人間関係構築力」
4.変化の激しい時代でも成長を止めない「継続学習力」
5.長期的に成果を出し続けるための「レジリエンス力」


これらの「5つの力」をつけるための行動は目次にも記されています。ぜひ確認してみてください。
(出版社ホームページより/HRプロ編)

▼目次

第1章 ハイパフォーマーの目標管理の習慣
1 やらないことを決める
2 やるべきことに資源を集中する
3 GRITで目標を追いかける
4 ジブンMVVをつくる
5 人生を1週間に見立てる
6 目標を周囲に伝える
7 年間計画を小分けにする
8 計画進捗を周期的に振り返る
9 プロジェクトではまずゴールを握る

第2章 ハイパフォーマーのタスク管理の習慣
10 コア業務とノンコア業務を仕分ける
11 重要だが急ぎでない仕事をブロックする
12 ランチの時間をブロックする
13 期待値を確認する
14 不得意なことは人に頼る
15 PDCAサイクルを回す
16 時給単価で仕事する
17 すぐに行動する
18 迷ったら前に進む
19 1時間早く出社する
20 会議の生産性を高める
21 議事録に時間をかけない
22 オンライン会議で印象を高める
23 プレゼン資料はスライドからつくらない

第3章 ハイパフォーマーのコミュニケーションの習慣
24 雑談を戦略的な習慣にする
25 報連相を徹底する
26 ゆるくつながる
27 メールの返事はすぐにする
28 笑顔で成果を引き寄せる
29 全体像を共有する
30 チームと仲間をリスペクトする
31 仲間と一緒にランチする
32 仲間のピンチに手を差し伸べる
33 部下にチャンスを与える

第4章 ハイパフォーマーのスキルアップの習慣
34 ロジカルに思考する
35 統計的思考力で意思決定する
36 生成AIを使いこなす
37 資料はツーアップ思考でつくる
38 スピーチ原稿は自分で書く
39 仕事に使う資格を取る
40 1つのテーマに3冊の本を読む
41 本や資料を速読する
42 気になったらすぐにメモする
43 社外セミナー・交流会に参加する
44 スキルのバージョンアップを続ける

第5章 ハイパフォーマーのメンタル管理の習慣
45 仕事に楽しみを見出す
46 自分のストレスサインを知る
47 完成度は7割でいい
48 仕事とプライベートの境界線をつくる
49 相談相手をつくる
50 嫌なことは寝て忘れる
51 小さな成功を認知する
52 ハイパフォーマーはよく歩く

▼著者プロフィール

博士(人間科学)×人事専門家×キャリコン。
アカデミック経歴は、立命館大学大学院博士課程修了 Ph.D(人間科学)、カリフォルニア州立大学MBA、早稲田大学政治経済学部卒。UCLA HR Certificate取得。研究テーマは、ワーク・エンゲイジメント、従業員エンゲージメント、モチベーション。従業員エンゲージメントに関する研究論文で人材育成学会奨励賞受賞。職業経歴は、通信会社で人事担当者、コンサルティングファームで人事コンサルタント/シニアマネージャー、銀行で人事部長を含む役席者を経て、2021年よりFWD生命にて執行役員兼CHROを務める。人事専門家として20年超の実務経験を有する。国家資格キャリアコンサルタント。
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