「優秀な人材が採れない」「内定辞退が増えた」「カルチャーフィットしたと思ったのにすぐ辞めてしまう」といった悩みを抱える企業が増えている。著者の秋山氏は、こうした課題に対し「いい人」ではなく「合う人」を採用する“スタイルマッチ”の重要性を提唱する。スペックや経歴だけでなく、価値観やスタイルが合う人材こそが、その後の定着や活躍につながると説いている。
秋山氏は、100社以上の採用支援実績を持ち、SNSビッグデータを活用したZ世代の価値観分析にも精通する。本書ではIHI、KDDI、シンプレクス・ホールディングス、パナソニックグループ、三井住友海上などの実際の企業事例を、「課題」「ターゲット」「アプローチ」「結果」「施策のポイント」という形で具体的に紹介する。フレームワークやチェックリストなどを備え、すぐに役立つ「新基準」がわかる一冊だ。
▼このような人におすすめ
- 採用に悩む経営者・人事・採用担当者
- 採用後の定着・活躍まで見据えたい方
- 最新の採用トレンドを知りたい方
【書籍基本情報】
書籍名:これまでと同じ採用手法で大丈夫なのか?と悩んだときに読む採用の新基準
出版社:アスコム
発売日:2025年6月26日

▼ 内容紹介
著者・秋山真氏が代表を務めるNo Company, Inc.は、博報堂グループで初のSNSデータを活用した採用広報支援企業である。本書は、単なる「ノウハウ・テクニック集」ではなく、「なぜうまくいかないのか?」を構造的に解説し、根本的な組織課題の解決に迫る内容だ。この本を読むことで、「なぜ自社ではいい人が採れないのか?」が明確になり、「どうすれば自社に合う人材と出会えるか?」がわかるようになる。“スペックではなく、価値観でつながる採用”=「スタイルマッチ採用」という考えを導入した企業では、採用数の増加や内定辞退率の改善といった成果が次々と生まれている。本書では、その知見と具体的なノウハウを惜しみなく凝縮。採用課題に悩むすべての方に向けた、“新しい採用の教科書”となる一冊である。
(出版社ホームページより/HRプロ編)
▼ 目次
序章 なぜ、これまでの採用手法では通じなくなってきているのか第1章 「採用の課題」を分解する
第2章 スタイルマッチで採用課題を改善する
第3章 採用に失敗する会社が陥りがちな7つのワナ
第4章 いい採用を実現させる、3つのステップ
第5章 採用戦略・ステップにスタイルマッチを具体的に組み込む方法
▼著者プロフィール
【秋山 真(あきやま しん)】No Company, Inc. 代表取締役社長。2021年、No Company, Inc.を設立し、代表取締役社長に就任。これまでに100社以上の採用支援を手がけ、1,000名を超える人事・採用担当者と対話を重ねてきた。「スペックではなく、価値観でつながる採用(=スタイルマッチ採用)」という考え方を提唱し、SNS上のビッグデータを活用したZ世代の価値観・インサイト分析にも注力。マーケティングと人事領域を横断した支援を展開している。「人と組織の問題は、社会全体の課題である」と捉え、従来の採用サービスでは解決できなかった本質的なテーマに、マーケティングとコミュニケーションの力で取り組む。日経クロストレンドなどでの連載や、各種メディア出演も多数。
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