株式会社ユアテックは2025年12月9日、2026年4月より勤務地希望制度をはじめとする新たな人事制度を導入すると発表した。同社は、2024年に策定した「ユアテック人財戦略」に基づき、社員が適性や志向に応じてキャリアを形成できる制度づくりを進めている。今回新たに発表した制度群では、ライフステージに対応した勤務地選択制度、キャリア形成を支援する職能・職能クラス制度、人事評価と処遇の透明性向上など、多方面での改革が打ち出された。

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ユアテック、「勤務地希望制度」など新たな人事制度を2026年4月に導入。社員の“キャリア自律”と“柔軟な働き方”を推進

2030ビジョン達成に向け「人財戦略」を基軸に制度刷新を推進

ユアテックは外部環境の変化を背景に、「2030ビジョン」および「中期経営計画(2024–2028)」の実現に向けた取り組みを進めている。同社では、企業価値創造の源泉である人材が“夢と誇りを持って働く”環境づくりを重視し、2024年10月に人的資本経営の基本方針や主要施策をまとめた「ユアテック人財戦略」を策定した。

この戦略を基に、従来の延長線上にない制度改革を進めており、今回発表された2026年4月導入の新制度もその一環となる。社員の働き方、キャリア形成、評価・処遇を包括的に見直し、より自律的で成長の循環が生まれる仕組みを整備していく構えだ。


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勤務地希望制度を新設。ライフステージに応じた働き方を支援

今回の改革の柱の一つが、新設される「勤務地希望制度」だ。社員の希望やライフステージに応じて勤務地を選択できる制度であり、以下の2類型が用意されている。

●エリア社員型:本人の希望により、勤務地の範囲を限定できる制度
●ライフステージ型:育児や介護を理由に、通勤可能な事業所を指定できる制度

同制度は多様化するライフイベントに配慮した設計となっており、働き続けやすい環境を整える狙いがうかがえる。人材確保が難しくなるなか、地域・家庭事情との両立を支援する制度は、企業の持続性にも影響するものとなりそうだ。

職能分類・職能クラス制度を再構築。キャリアパスの明確化を促進

また、同社はキャリア自律を支援する観点から、職能分類制度および職能クラス制度も抜本的に見直す。若手社員を含む一人ひとりが適性や成長志向に応じてキャリアパスを描けるよう、体系を再構築するものだ。同制度は、2025年7月に定期人事異動に合わせて一部先行導入されている。

さらに、役職手当を新設するなど、責任と期待役割に応じた処遇へ見直す方針も示されている。これにより、役割に応じて成長機会や処遇が明確に紐づく仕組みの構築を目指す姿勢だ。

評価と処遇を見直し、責任・成果への適切な反映を強化

さらに、人事考課制度(人事評価)については、評価の透明性と納得性の向上を目的に成長や貢献度を重視する基準へと転換する。また、給与制度(報酬制度)も刷新し、評価を一層確実に処遇へ反映させるメリハリのある仕組みへ改めるという。

これらの制度改革は、社員の主体的な成長を後押しすると同時に、企業が求める役割や成果と処遇の連動性を高める狙いがあるとのことだ。
ユアテックが打ち出した人事制度改革は、勤務地選択の柔軟性向上からキャリア支援、評価・処遇の透明性向上まで、多岐にわたっている。人的資本経営の実現に向けた取り組みとして、社員が自分らしく働きながら成長できる基盤づくりを進めていることがうかがえる。今後は、制度がどのように運用され、社員のエンゲージメントや組織活性化につながるかが注目されそうだ。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000148816.html

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