
「採用動画」を見たことがある人は7割以上
企業の新卒・中途採用において、採用動画の活用はもはや珍しくない。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、単に動画を制作するだけでは不十分である。では、求職者が採用動画に求める「リアルな情報」とは何なのだろうか。はじめにアルチは、「採用に関する動画(会社紹介や社員インタビューなど)を、説明会や採用サイト、YouTube・SNSなどで見たことはあるか?」と尋ねた。その結果、会社紹介や社員インタビューなどの採用関連動画を「何らかの形で見たことがある」と回答した人は、全体の73.3%(何回もある:24.6%、数回程度ある:37.2%、一回だけある:11.5%)と7割を超えた。
この結果に対し、同社は「説明会や採用サイト、YouTube・SNSなどを通じて、動画による情報接触がすでに一般化していることがうかがえる」としている。

4人に3人が企業選びの際に「採用動画があった方がいい」と回答
続いて、前問で「採用関連動画を見たことがある」とした人に対し、「採用動画は、企業を選ぶときにあった方が良いと思うか?」と尋ねている。すると、「とても思う」および「思う」と回答した人は合計75.4%となり、採用動画を見た求職者の多くが採用動画の必要性を感じていることが明らかになった。
“入社前に見た採用動画”と“実際に働いた印象”ではポジティブなギャップが多数に
次に同社が、同対象者に「現在勤務している会社の採用動画(会社紹介や社員インタビューなど)を見たことはあるか?」と尋ねたところ、「見たことがある」とした人は70.7%と7割にのぼる結果となった。多くの求職者が、企業選びの際に候補先の採用動画を活用しているようだ。
この結果を受けて同社は、「採用動画が企業理解に一定の効果を持っている」との見解を示している。

出典:https://www.aruchi2025.com/