前編では、部下から上司への「逆パワハラ」が増えている背景と実態について解説しました。放置すれば組織崩壊や上司のメンタル不全を招くこの問題に対し、企業や現場は具体的にどう動くべきでしょうか。後編では、現場の上司がとるべき対処法と、企業として取り組むべき規定の整備や体制について、提言します。

【逆パワハラの実態と防止策】後編:自分を守る記録の残し方と、企業が備えるべき規定整備

まずは「毅然とした態度」で正当な指導を貫く

逆パワハラに直面した際、現場の上司が最初にとるべき対応は、毅然とした態度を保つことです。

指導に対し、「それはパワハラだ」と部下から言われたとしても、正当な業務上の指導であれば、「これは業務上必要な指導であり、パワハラではない」と明確に伝えてください。このような毅然とした対応により、部下の態度が改善されれば問題は収束に向かいます。

改善が見られない場合は「相談窓口」へ

しかし、状況が改善されない、あるいはエスカレートする場合は、一人で抱え込まず、速やかに社内のハラスメント相談窓口に相談してください(相談窓口はすべての企業に義務づけられています)

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