連載「人事大解剖~他社の人事のリアルを知る~」は、リレーインタビュー形式で、業務において大事にしている考えや日常の悩み、気になっているHRのキーワードなどを紐解きながら、人事のリアルに迫っていく。正解がないと言われる時代だからこそ、多くの人事の視点や考えを通じて、業務や課題解決のヒントをお届けする。人事リレーの輪29人目はPayPay株式会社の人事責任者の一人である浅野 龍一郎氏が登場。同社はキャッシュレス決済サービス「PayPay」をはじめ、カードや銀行、証券などグループで多角的に金融サービスを提供している。本記事では、浅野氏が語るマネジメントの悩みや業務で大事にしている考え方のほか、オススメの書籍やPayPayグループ全体をふまえた今後のチャレンジなどをお届けする。

※下部の「目次」より気になる項目がありましたら、ぜひそちらからも参照のうえご覧ください。
人事ではなく「経営や事業」を「主語」にする――PayPay 浅野 龍一郎氏【人事リレーの輪29人目】

Q1:これまでのキャリアは?

【人事リレーの輪29人目】
PayPay株式会社
コーポレート統括本部 HR本部 HRBP部 Business Partnerチーム リーダー
浅野 龍一郎氏


新卒で住宅設備機器のメーカーに入社し、そこでは営業と人事の2つの職種を経験しています。2社目のHRテクノロジー関連の会社では、人事だけでなく、事業企画に携わる機会もありました。その後は、越境ECの会社に移り、同社では人事総務の責任者として業務に従事しています。そして、2024年9月に縁あってPayPay株式会社に入社し、今に至ります。これまでのキャリアを振り返ってみると、事業側と人事側を半々ぐらいの割合で担当していますが、そのおかげで人事として事業の目線を強く持つことができ、すごく良い経験ができたなと感じています。

Q2:今の人事としての役割・ミッションは?

PayPayでは各事業部にHRBPを配置しており、それぞれの担当者をリードする役割を私は担っています。日々、メンバーと一緒に、マネジメントやアサイン面など各事業部が抱える課題を抽出し、仮説をデータ・AIドリブンで分析しながら、解決策の提案を主導しています。私の主なミッションとしては、その課題抽出や解決策の品質とスピードの向上になります。

Q3:今抱えている主な人事課題は?

PayPayグループ全体に目を向けると、近年、銀行や証券、クレジットカードなど、金融プラットフォームを実現するための様々な会社がグループインしています。

そのような中で、例えば、今年度は特定の事業を伸ばしていきたいとなった場合、その事業に対してPayPayグループのリソースを優先順位つけてどんどん投入していく必要が出てきますよね。

そうなると、最適な人員配置は何なのか、そもそも求める人材がグループ内のどこにいるのか、見える化をしなければなりません。そこに向けて、グループ内でうまく調整していくにはどうすればいいか、高速で試行錯誤しているところです。

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