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世界的HRアナリストJosh Bersin氏が語る「AIスーパーエージェント時代」の人事と組織
今回の「HR SUMMIT 2026 ONLINE」で特に注目される講演の一つが、The Josh Bersin Company CEOのJosh Bersin氏による特別講演だ。「世界的HRアナリスト Josh Bersin氏が語る、AI主導で進化するHR ~AIスーパーエージェント時代のスーパーワーカー組織と人事の未来~」と題し、Josh Bersin氏がAIによって変化する人事・組織の未来について解説する。株式会社HRファーブラ代表取締役の山本紳也氏も登壇する予定だ。
同講演のキーワードとなるのが、「スーパーワーカー」。AIが人間の仕事を単純に奪うという捉え方ではなく、AIを活用することで一人ひとりの能力を拡張し、新たな働き方や組織をつくっていくという視点から、AI時代のHRの役割を考える内容となっている。
AIエージェントの進化が進むなか、人事に求められるのは単なるAIツールの導入支援なのか。それとも、人材・組織そのものを再設計する役割なのか。世界のHRの潮流を知るうえでも注目される講演となりそうだ。
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AI時代のリーダーに必要なのは「AI能力」だけではない?
AIによって業務の一部が代替・自動化される一方、組織を動かすリーダーにはどのような能力が必要になるのか。この問いを正面から扱うのが、東京女子大学特別客員教授・早稲田大学名誉教授の内田和成氏による特別講演だ。同講演は「AI時代のリーダーシップ―“主観”で人と組織を動かす リーダーが身につけるべきスキルはAI能力より人間力」と題し、AI時代におけるリーダーシップについて考察する。
AIによって情報収集や分析、資料作成などの能力が高度化するなか、リーダーには何が残され、何が新たに求められるのか。「人間力」に焦点を当てながら、AI時代に人と組織を動かすためのリーダーシップを考える内容となっている。AI活用を進めるだけではなく、AIを使う人間側の意思決定や組織への働きかけをどう強化するかという観点から、人事・管理職育成を考えるきっかけとなりそうだ。

AI時代のリーダー育成、「問いの設定力」と「決断力」をどう伸ばすか
リーダーシップそのものに加え、次世代のリーダーをどのように育成するかも重要なテーマとなる。「AI時代のリーダー育成を再設計する ~求められる『問いの設定力』と『決断力』~」では、株式会社グロービスの鳥潟幸志氏が、AI時代におけるリーダー育成を取り上げる。AIが大量の情報を処理し、一定の答えを提示できるようになるほど、人間には「何を問うのか」「どのような判断をするのか」といった能力が重要になると考えられる。
同講演では、こうした変化を踏まえ、リーダーに求められる能力をどのように捉え直し、育成施策に落とし込むのかがテーマとなる。管理職・次世代リーダー育成に取り組む人事にとって、従来の研修で培ってきた能力要件や育成方法を見直すヒントとなりそうだ。

「読解力」がAI時代の人材育成の鍵に? 新井紀子氏が考える人間の能力
AI時代に人材育成を考えるうえでは、「AIを使うスキル」だけに目を向けることはできない。国立情報学研究所社会共有知研究センター長・教授の新井紀子氏による特別講演「なぜ今『読解力』が必要なのか? ~AI時代に問われる人材育成の本質~」では、AI時代における人材育成の本質を「読解力」という観点から考える。生成AIによって文章作成や情報整理などの業務が効率化される一方、AIが生成した情報を理解し、適切に判断するためには、人間側にも情報を読み解く力が求められるだろう。AI活用を前提とした新人・若手育成を考える際にも、単にAIツールの操作方法を教えるだけではなく、AIが出した情報をどう読み、判断し、仕事につなげるのかという能力をどう育てるかが重要になるのではないだろうか。
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HRテクノロジーに翻弄されず、AIを使いこなす人事へ
AIの進化は、人材育成だけでなく人事業務そのものにも影響を及ぼしている。「AI時代のHRテクノロジーと、人事の役割の変化 ~翻弄されるのではなく、AIを使いこなす人事となるために~」では、HRテクノロジーの進化によって人事の役割がどのように変わるのかを取り上げる。講演には、HRテクノロジーや採用DX、人材マネジメントなどに関わる複数の専門家が登壇予定。AIを導入すること自体を目的とするのではなく、AIを人事戦略や業務にどう組み込み、人事自身がどのような役割を担っていくのかを考える機会となりそうだ。
Josh Bersin氏の講演が「世界のHRの潮流」という大きな視点からAI時代の人事を捉えるものだとすれば、こちらはより実務に近いところから、AIを使う側としての人事のあり方を考える講演といえる。

生成AI時代、新人・若手の育成はどう変える? 320社の調査から考える
AIによって仕事の進め方が変われば、新人・若手社員が仕事を通じて経験を積むプロセスも変化する可能性がある。「NEXT HR LABO」では、「生成AI時代に、新人・若手をどう育てるか~320社の人事担当者への実態調査から考える、これからの育成施策~」と題した講演も予定されている。生成AIの普及によって、仕事の進め方や経験の積み方、上司・先輩による指導・フィードバックのあり方に生じている変化を、320社の人事担当者を対象とした実態調査をもとに読み解く内容だ。
特に、新人・若手社員が生成AIを日常的に使うようになった場合、従来であれば仕事を通じて自然に身につけていた能力や経験を、どのように補完するのかが課題となる。
AI時代の新人・若手育成について、「何を教えるか」だけでなく、「どのような経験をさせるか」「上司・先輩はどこまで介入するか」といった観点から考えられる講演となっている。
AI時代の人事・人材育成を考える機会に
AIの普及によって、人事を取り巻く課題は「AIを導入するかどうか」という段階から、「AIを前提に、人材や組織をどう変えていくか」という段階へ移りつつある。「HR SUMMIT 2026 ONLINE」では、Josh Bersin氏による世界のHRの潮流から、リーダーシップ、人材育成、HRテクノロジー、新人・若手育成まで、AIと人・組織の関係を多角的に考える講演が予定されている。AIを単なる業務効率化のツールとして捉えるのか、それとも人材・組織のあり方を変える契機として捉えるのか。これからの人事戦略や人材育成を考えるうえで、各講演から得られる視点を活用してみてはいかがだろうか。▼「HR SUMMIT 2026 ONLINE」の講演一覧・詳細・お申し込みはこちら
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