株式会社マイナビは2025年8月19日、2026年卒業予定の大学生・大学院生(以下、26卒生)を対象とした「大学生キャリア意向調査7月<就職活動・進路決定>」の結果を発表した。調査期間はは2025年7月25日~31日で、26卒生1,201人から回答を得ている。調査結果から、7月末時点での内々定保有率や「内々定1社」で活動を終える学生の割合、26卒就活の傾向などが明らかになった。

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【26卒採用】内々定率81.4%、活動継続率は3割に。内々定「1社」で決める学生が急増、“意思決定”に変化か

内々定保有率は81.4%、前年よりやや減少

2026年卒の就職活動は、前年に続き人手不足感を背景とした「売り手市場」が続いている。企業側では初任給引き上げや選考早期化の動きが広がり、学生の意思決定にも変化が生じている。こうした中、26卒生における現在の内々定保有率や「内々定1社」で就職先を決める学生の割合、就職活動に影響する要因などはどのような状況になっているのだろうか。

マイナビの調査によると、7月末時点での内々定保有率は81.4%と、前年同月比で4.1ポイント減少した。文理別では文系学生が78.6%、理系学生が85.8%と、理系が依然として優位。その差は7.2ポイントで、理系人材への企業ニーズの高さがうかがえた。

一方で就職活動継続率は31.2%となり、前年より3.2ポイント上昇。依然として3割超の学生が就職活動を続けている実態も明らかになった。
内々定保有率の推移・経年比較
内々定保有率・文理別
活動継続率の推移・経年比較
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「1社で決める」学生が急増、満足度には二極化も

内々定保有社数が「1社」の学生は66.5%と、前年(30.4%)から36.1ポイントも増加した。活動を終了した学生では67.7%、内々定を持ちながら継続している学生でも60.1%が「1社のみ」と回答しており、複数内々定を比較せずに意思決定する傾向が広がっているようだ。

また、入社予定先への満足度をみると、「十分満足している」と答えた学生は全体で56%と、前年から微減。内訳では、活動を終了した学生は63.3%と高水準であるのに対し、内々定を持ちながら活動を継続している学生は16.7%にとどまり、満足度に大きな差が見られた。
平均内々定保有者数分布・活動状況別
入社意志の最も高い企業から得た内々定への満足度・活動状況別

就活に影響したニュースは「初任給アップ」が3年連続1位

学生に就職活動へ影響を与えたニュースワードを尋ねたところ、「初任給アップ」が3年連続で1位となった。賃上げや物価高が続く中、給与条件が就職先を選ぶ上で大きな指標になっていることがうかがえる。

そのほか、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」が就活用語ランキングで3年連続首位、「NNT(無い内定)」が2位と続いた。さらに「チャッピー(チャットGPTの略)」や「AI添削」など、AI関連の新語も登場し、最新のテクノロジーが就活シーンに浸透している様子も見て取れた。
就職活動に影響したニュースワード
周りで流行った就活用語
ランク外で目新しかった用語
今回の調査からは、学生が「1社の内々定」で就職活動を終えるケースが急増している実態が浮き彫りとなった。背景には、初任給引き上げなど待遇面での魅力が高まり、早期に意思決定する動きが広がっていることが考えられる。企業側にとっては、学生の意思決定スピードに対応した採用スケジュール設計や、内定後のフォローアップ強化が一層重要となりそうだ。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002236.000002955.html


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