DXが「企業変革のカギ」として注目を集めている中、デジタル変革とは一見かけ離れた「組織・人材の変革」が、DXの成功に不可欠であることが、あらゆる調査で分かっている。今求められているのは、「DX」と「組織・人材の変革」を組み合わせた効果的なアプローチだ。『HRDXの教科書-デジタル時代の人事戦略』では、HRDX先進企業のHRリーダーたちによる事例も踏まえ、現在求められているHRの役割や戦略をわかりやすく解説する。
『HRDXの教科書-デジタル時代の人事戦略』

内容紹介

人材や人事の仕事には、将来の会社経営や未来を作る次世代の人生を左右する大きな責任とやりがいがある。「新たな未来を作る」これからのHRの役割を再認識するために必読の1冊。

DX (デジタル・トランスフォーメーション)が喧伝される世の中で、改めて時代に即した新たな組織・人材マネジメントに注目が集まっています。

デジタル変革(=ハード)からは一見縁遠い、組織・人材面(=ソフト)がDX 成功の鍵であり、従来は経験や慣習で行われていた旧態依然とした日本の人事部門自体のデジタル変革やデジタルを梃にした更なる生産性向上、新たな経営や従業員への付加価値提供が人事部門に求められています。

本書ではデジタル時代に求められる新たな組織・人材マネジメントの解説に加え、先進企業事例も併せてご紹介します。
(日本能率協会マネジメントセンター 公式通販サイトより)

目次&著者・監修者プロフィール

【目次】
序章:デジタル時代の人事戦略
第1部:人材マネジメント方針策定
 第1章 ストラテジック・ワークフォース・プランニング
 第2章 デジタル人材のタレントマネジメント
 第3章 DXを成功に導く人材確保戦略
第2部:組織パフォーマンス最大化
 第4章 データドリブンな組織パフォーマンス向上策
 第5章 エンプロイーエクスペリエンス-従業員エンゲージメントを高める新戦略
 第6章 DXの離陸と加速を支えるアジャイルアプローチ
第3部:人事オペレーティングモデル
 第7章 グローバル人事サービスデリバリーモデル
 第8章 HR プロセスとオペレーションの高度化と効率化
 第9章 HR テクロノジープラットフォーム活用法
第4部:コンプライアンス・ガバナンス統括
 第10章 新たな労務マネジメント
 第11章 コーポレート・ガバナンスにおける非財務情報の開示と人材価値の可視化・データ化
終章:デジタルと組織・人材マネジメントの融合と今後の方向性―先進企業のHRDX事例―

【著者プロフィール】
EY Japan ピープル・アドバイザリー・サービス
EY(アーンド・アンド・ヤング)の人事プロフェッショナルサービスとして、世界で約13,000名超、日本で230名超の人事専門家を擁し、世界150ヵ国以上の国と3,000以上の顧客に大規模、グローバル、複雑な人事・組織課題の解決をフルラインサービスで支援している。
HFS Research「Emproyee Experience Services 2020 HR Transformation and Strategy report」でランキング1位、ALM Intelligence:Pacesetter Research Report「Workforce Management Service 2021-2022」で人材マネジメントサービス分野の業界リーダーに選出される。日本においても、「第3回HRテクノロジー大賞総合マネジメントサービス部門」優秀賞(2018)、「Digital HR Competition2020」でHRテクノロジーソリューション部門ファイナリストに選出されるなど、多方面で高い実績を有する。

【監修者プロフィール】
鵜澤 慎一郎(うざわ・しんいちろう)
EY アジアパシフィック ピープル・アドバイザリー・サービス 日本地域代表 パ-トナー
ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科客員教授
EY Japanで国内230名超(2021年11月現在)の人事・組織コンサルティング事業責任者およびコンサルティング組織全体におけるリーダーシップチームの一員を担う。専門は人事戦略策定、グローバルHR変革、HRテクノロジー等。総合系コンサルティングファームのHR Transformation 事業責任者や、アジアパシフィック7ヵ国のHRコンサルティング推進責任者を経て、2017年4月より現職。EYと同時に、2020年9月からビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科客員教授に就任。
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