【HR総研×就活会議】2027年卒学生の就職活動状況に関するアンケート(11月)
就活開始時期の超早期化、インターンも前倒し【図表2-1・2-2】
就職活動の開始時期をみると、2025年6月以前に就活を「開始した(予定)」学生が8割超を占め、前年の26卒調査比でさらに早期化が進んでいる。 インターンシップ参加時期も同様で、大学3年生夏(8月)以前に参加(予定)する学生が多数派となり、企業セミナーやプレエントリー、選考直結インターンを早期に経験する学生が増加している。 この傾向は、企業側の採用スケジュール早期化と連動しており、採用担当者は「いつから学生が動き出すか」を従来より前倒しで想定する必要がある。【図表2-1:就職活動を開始した(開始する予定の)時期】

【図表2-2:インターンシップに参加した(参加する予定の)時期】

内定獲得3割超、しかし6割超が「就活継続」【図表3-3】
11月時点で既に内定を獲得した学生は3割を超え、早期選考の成果が表れている。 一方で、内定獲得者のうち6割超が「就活を続ける」と回答しており、複数内定を前提とした選考活動が標準化している状況だ。 特に理系学生で内定辞退を避ける傾向が強く、企業は内定フォローと「入社意志の確度」を高める取り組みがより重要になっている。 このデータは、採用スケジュールの柔軟化と並行選考への対応を迫るものである。【図表3-3:内定獲得状況と今後の就活継続意向】

生成AIは「壁打ち・情報収集」に活用、運用ルールも多様【図表6-1】
生成AIの就活用途として最も多いのは「壁打ち(ブレインストーミング)」「情報収集・リサーチ」で、次いで「ES・職務経歴書の作成支援」「面接対策・模擬面接」が上位を占める。 学生の約8割が「効果あり」と実感しており、AIを「相談相手」として活用するケースが増加している。 一方、運用ルールでは「企業に申告する」「自己責任で使用」「使用禁止」など企業・学生間で多様性があり、企業側はAI使用の可否と検知方法を明確化する必要がある。 特にES添削や自己PR生成でのAI依存が懸念され、面接での「深掘り」や「独自性確認」が選考の鍵となっている。【図表6-1:生成AIの就活用途と運用ルール】

企業採用戦略に与える示唆:早期・AIネイティブ対応を
本調査から、27卒就活は「超早期化」「生成AI完全定着」「複数内定前提」の3大特徴が浮かび上がる。 企業はインターン・セミナーの早期開催、AI生成コンテンツの見抜き方(例:動画自己PRやリアルタイムライティング)、内定者のエンゲージメント維持策を急務とするだろう。 生成AI時代の本当の「学生力」を測る新選考手法の開発も今後の課題だ。本ニュースは調査結果の一部抜粋である。HRプロ本編のHR総研×就活会議レポートでは、全図表データ、学生の自由記述コメント、文理別傾向、企業対応事例などの詳細分析を掲載。 2027年採用戦略の見直しに活用するため、無料会員登録のうえ全文レポートを参照してほしい。
【HR総研×就活会議】2027年卒学生の就職活動状況に関するアンケート(11月)
<<メールアドレスだけの無料会員登録をする>>