東芝グループは2026年2月16日、2026年度の採用計画として、大学・大学院の新卒者1,300人(2027年4月入社予定)を採用すると発表した。同グループは再興計画の実行と成長基盤の確立に向け、人材投資を一段と強化する構えだ。

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【採用計画】東芝グループ、2026年度に新卒1,300人採用。3事業軸で人材投資を強化し、再興計画実現へ

2026年度に新卒1,300人を採用。社会課題解決を担う人材を強化

エネルギーやデジタルインフラ、デバイス分野を軸に、事業構造の変革を進める東芝グループ。2025年に創業150周年を迎える中、次の成長ステージを担う人材の確保・育成を経営の重要テーマに掲げている。今回、2026年度採用計画として決定した“新卒1,300人採用”は、再興計画の実現と社会課題解決を支える人材戦略の一環だ。

同グループは「人と、地球の、明日のために。」という経営理念のもと、「人と自然が共生する社会」、「安全・安心な社会」の実現を目指す。原子力や送配電などのエネルギー分野、防衛・社会インフラやAI・量子技術などのデジタルインフラ分野、パワー半導体やHDDといったデバイス&テクノロジー分野において、生成AIをはじめとするデジタル技術を活用し、社会課題の解決に取り組む考えだ。

これらの事業の中核を担う人材の確保が、今回の採用計画の狙いとなる。


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「職種別採用」と「インターン拡充」でジョブマッチングを推進

新卒採用では、従来同様に職種別採用を継続。学生の専門性や志向に基づいたマッチングを重視するという。

加えて、インターンシップを拡充し、職務理解や社員との対話機会を増やすことで、入社後のミスマッチ防止を図るとしている。学生の主体的なキャリア形成を後押しする姿勢だ。

「リファラル活用」や「高度専門人材の確保」を強化

またキャリア採用では、2025年度よりリファラル採用制度の本格運用を開始。自社の価値観と親和性の高い人材との接点拡大を目指す構えだ。

さらに、新卒・キャリア双方で、AIやIoTなどの先進領域を中心に「プロフェッショナル従業員制度」を活用。市場価値に見合った処遇のもと、高度専門人材の採用を推進する方針を示している。

DEIB推進と事業体制強化で“人への投資”を加速

同グループは、2024年3月に策定した「東芝グループDEIB方針」に基づき、多様な人材の活躍を後押ししている。外国籍人材や障がい者採用にも継続的に取り組み、変化に即応できる組織づくりを進める。

さらに、2024年5月に公表した「東芝再興計画」では、「人への投資」・「事業への投資」・「ステークホルダーへの還元」を柱に掲げた。2025年11月からは3つのビジネスセグメント制を導入し、事業責任の明確化と迅速な意思決定を図っている。こうした体制整備と並行し、人材戦略を経営の最重要テーマの一つとして位置付けている。
創業150周年の節目を経て、次の150年を見据える東芝グループ。2026年度の新卒1,300人採用は、単なる人員確保にとどまらず、再興計画の実現と持続的成長を支える人材基盤づくりの一環といえる。事業変革と並走する「人への投資」が、今後の競争力を左右しそうだ。

出典:https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP703144_W6A210C2000000/

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