仕事力アップ研修は、企業の中核世代となる30~40歳代半ばの社員の中から、会社が期待する人材を選抜し、意識と行動を変え「業務評価を向上すること」を目的とします。
第2回は【人事評価を活用した人材の活性化】についてご紹介いたします。

1.組織の60%、B評価から対象者を選抜

評価は、A:20%、B:60%、C:20%、昇進・昇格・昇給等の基準として使用します。
評価の上位20%は自ら能動的に仕事に向き合い結果を出す人、一方で下位20%は何らかの対策が必要な人となります。5年後、10年後を考えると組織の中心にいる中位60%の社員の皆さんは、企業の成長性や生産性のカギを握っています。
仕事力アップ研修は、研修後の一時的な成果ではなく、持続性の高い研修成果につなげるため、3カ月の研修に加え、終了後3カ月間は月1回のフォローカウンセリングを実施します。

2.3つの評価を使用

研修の最終目標は、研修前の評価を引き上げることです。しかし、評価を引き上げることは簡単なことではありません。そこで本研修では、3つの評価を使用します。
第1の評価は上司による業務評価で、研修で取り組んでいる課題が日常業務で改善されているかを確認します。第2の評価は上司・同僚による360度多面評価で、職場で共に仕事をする複数名の評価を使用します。第3の評価は受講者の研修をサポートするコーチの評価で、受講者の研修への取り組み姿勢や課題解決に向けた行動について評価します。
受講対象者は、管理職としての力量や経験のある方とし、上司とともに組織をけん引する役割を期待されています。被評価者である受講者は同僚や後輩からの評価や人間関係は大変重要になります。

3.評価ツール

具体的に研修で使用する評価ツールは業務評価チェックシートと360度多面評価システムの2種類です。なお、評価項目については、評価システムに支障を来さないよう注意しながら、企業様の評価表の内容や文言にカスタマイズいたします。
報告レポートについても結果を可視化できるよう、数値を使用し作成いたします。
第11回 仕事力アップ研修第3章~仕事力アップ研修とは(2)~
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