企業を取り巻くリスクへの対応には、就業規則の整備だけでは不十分。組織規程・情報管理規程・ハラスメント防止規程・公益通報規程といった、会社の管理や運営のルールまで体系的な整備の重要性が増している。働き方改革の推進やコンプライアンス意識の高まりに加え、個人情報保護法の改正や公益通報者保護法の強化など、企業が対応すべき制度は近年急速に増えている。こうした状況で社内規程に"抜け漏れ"があれば、思わぬトラブルに発展するリスクは小さくない。

本書は、企業側の立場から労務問題を手がける現役弁護士が、就業規則だけでは補えない重要な社内規程を、規程の必要性・モデル規程・逐条解説という三つの視点から体系的にまとめた実用書だ。各章には寸劇風のストーリーも盛り込まれ、実際の場面での活用イメージを自然に掴める構成になっている。社内規程の整備状況を見直したい人事担当者にとって、手に取っていただきたい一冊だ。

【書籍基本情報】
書籍名:備えておくべき社内規程
著者:伊山 正和
出版社:産労総合研究所出版部経営書院
書籍発売日:2026年2月5日
備えておくべき社内規程

▼内容紹介

本書は、”会社の仕組みづくり”に焦点を当てた実用的な規程集です。

他の書籍ではあまり取り上げられない、会社の管理・運営に関わる重要な規程について、規程の必要性、モデル規程、モデル規程の逐条解説を紹介しています。
また、導入部には寸劇風のストーリーを取り入れ、「この規程、こういう場面で使えるのか!」と自然にイメージできる構成になっています。

「就業規則は整えたけれど、会社の運営ルールまでは手が回っていない…」そんな中小・中堅企業の経営者・管理職の方にこそ手に取っていただきたい“会社の仕組みづくり”に焦点を当てた実用的な規程集です。
人事労務にかかわるトラブル予防にも、おおいに役立つ内容です。
(出版社ホームページより/HRプロ編)

目次

第1章 組織に関する規程
 第1節 組織の構成に関する規程 
 組織規程/職務分掌規程/職制規程
 第2節 役員・執行役員に関する規程
 役員規程/監査役規程/執行役員規程

第2章 組織業務運営に関する規程
 第1節 組織の構成に関する規程
 株主総会規程/取締役会規程/会議規程
 第2節 業務運営に関する規程
 文書取扱規程/印象管理規程/決裁規程

第3章 財産管理等に関する規程
 第1節 財産管理に関する規程
 財産管理規程/自動車管理規程
 第2節 通勤費・旅費に関する規程
 通勤手当規程/旅費精算規程

第4章 コンプライアンスに関する規程
 第1節 情報管理に関する規程
 秘密情報管理規程/個人情報取扱規程/プライバシーポリシー
 第2節 内部通報・外部通報に関する規程
 ハラスメント防止規定/公益通報規程/危機管理規程

▼著者プロフィール

【伊山 正和(いやま・まさかず)】

京都総合法律事務所 パートナー弁護士
平成9年3月立命館大学大学院法学研究科博士課程前期課程修了。同年10月司法試験合格。平成12年4月弁護士登録(京都弁護士会)。
京都弁護士会副会長、近畿弁護士会連合会常務理事、日本司法支援センター(法テラス)京都地方事務所副所長等を歴任。
解雇についてのトラブル、残業代請求、就業規則の不利益変更問題、休職からの復帰についての問題、労災事故についての企業側からの対応など、企業側の立場からの労務問題に注力。
地元京都の企業を中心とした顧問業務のほか、企業の労務担当者や社会保険労務士の方々を対象に、問題社員対応、残業代請求対策、同一労働・同一賃金対応など、最近のトピックをふまえた労務セミナーを定期的に開催。大学、外郭団体、社会保険労務士協会などからの講演の依頼も多数。事務所ホームページのほか、Xでも情報発信を行っている。
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