未来を驚かせる“とんがり人間”と出会うために――。 講談社が実践する「Web面接」活用事例

HRプロ編集部取材×注目人事トレンド

紙の出版物の売り上げが減少する中、好調な業績を維持する講談社。躍進の裏には、多種多様なコンテンツと、それを生み出す多種多様な人材の存在がある。「同じ人は要らない」という採用方針のもと、時代を変革できる“とんがり人間”を求める同社では、採用活動のさらなる強化・効率化に向け、インターシップにオンライン型Web面接『i-web LIVE』を導入した。果たしてどのような成果が得られたのか。そこで今回は、同サービスを提供する株式会社ヒューマネージ HCソリューション本部カスタマーサクセスグループの當間昭信氏をファシリテーターに、株式会社講談社 人事部 副部長の山崎慶彦氏と宮屋敷陽子氏へのインタビューを実施。Web面接導入の経緯や狙い、今後のビジョンなどを語っていただいた。

Web面接の導入でオペレーション工数を削減

當間 昭信 氏(以下、當間) 講談社様には、2004年より弊社の新卒採用向け採用管理システム『i-web』とRPO®(採用プロセスアウトソーシング)サービスをご利用いただいており、15年にわたるご愛顧に改めてお礼申しあげます。今回、弊社のオンライン型Web面接『i-web LIVE』を初めて導入いただき、本日はその経緯などについて伺いたいと思います。

山崎 慶彦 氏(以下、山崎) 採用戦略としては、私たちはさまざまなジャンルの出版物やコンテンツを扱う総合出版社ですので、とにかく多様性を重視しています。19年卒定期採用の内々定者は20人で、20年卒も同規模の採用を予定していますが、20人いれば20色になるように――つまり“同じ人”を採用しないことを重視しています。また、ときに斜陽産業とも言われる出版業界において、時代を変革していく気概を持ち、変化を楽しめる人材も求めています。採用動向については、おかげさまで業績が好調に推移していることもあり、就職人気ランキングも上がってきていますが、一方で母集団は年々微減しているのが現状です。よって、質・数ともに現在の水準を維持することがひとまずの課題といえます。

當間 現在、採用活動はどのような体制で行っていらっしゃるのでしょうか?

宮屋敷 陽子 氏(以下、宮屋敷) 採用・研修を含めて、基本的に3人体制です。ただし本選考の時期には、総務局全体、さらには現場の社員も面接官として100人以上動員します。昨年の応募者は2,712人でした。そこから書類選考、筆記試験、さらに四次までの面接と選考を進めていくのですが、出版社はやはり人が財産ですので、そこにはできるだけ時間や手間をかけています。とはいえ、これだけの人数から応募があるわけですから、当然、オペレーションの効率化は欠かせません。

當間 そうした中、貴社にはインターンシップの面接に『i-web LIVE』を導入いただきましたが、そもそもなぜインターンシップの選考にWeb面接を活用しようと思われたのでしょうか? 背景や動機についてお聞かせください。

宮屋敷 これまで出版業界では、インターンシップを実施している企業はあまりありませんでした。しかし人材獲得競争が激しくなり、採用も多様化している中、当社の仕事の面白さ、新たな取り組みなどを広く知ってもらう施策として、インターンシップに踏み出すべきではないかという話になったのです。そこで昨年初めて実施したのですが、その際の面接を対面で行ったところ、結果として本選考に近い作業が発生してしまいました。学生さんのためにも、もっと効率化が図れないだろうか……そう考えていた矢先にタイミングよく御社からご提案をいただいたので、ぜひトライしてみようと思いました。

山崎 今回、インターンシップの面接ではWeb面接を導入しましたが、本採用の面接は従来通り対面で行っています。Web面接の活用方法として効果的なのは、インターンシップや本採用の初期段階など限られた時間でなるべく多くの人たちと話がしたい場合や、本採用の前後のフォローなどではないかと思います。

この後、オンライン型Web面接『i-web LIVE』導入のメリットや成果などについての
話題が続きます。続きは、記事をダウンロードしてご覧ください。


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