全国商工会連合会とソリマチ株式会社は2020年10月20日、「Fintech及び会計ビッグデータの活用による中小企業・小規模事業者等の経営力強化支援に関する包括連携協定」を締結したと発表した。Fintechや会計ビッグデータの活用によって、地域の中小企業または小規模事業者の経営力を強化していくという。
中小企業・小規模事業者の経営力強化を目指し、全国商工会連合会とソリマチが包括連携協定を締結

協定により相互から経営力を強化

地域の商工事業者の自主的参画により組織された全国商工会連合会は、中小企業や小規模事業者の持続的な発展を図ることを目的に、経営改善普及事業のひとつとして「記帳機械化事業」を推進してきた。一方のソリマチは、小規模事業者に向けた会計ソフトのノウハウを豊富に持っていることが特徴だ。両社が協定を結ぶことで、地域の中小企業並びに小規模事業者等の経営力を強化していくという。具体的な締結内容は以下の7点だ。

(1)初心者でも使いやすいクラウド会計ソフトを提供
(2)最先端のFintechを活用した金融機関連携ツールを提供
(3)会計ビッグデータを活用し、商工会会員等事業者への経営指導を実施
(4)記帳・生産性の見える化、自計化を促進
(5)商工会組織の経営支援体制を強化
(6)経営指導員等職員・会員等事業者に向けた幅広いサポート体制
(7)その他、本協定の目的達成に向けた必要項


今回の連携により、ソリマチが持つ「小規模事業者向け会計ソフトのノウハウ」の活用にとどまらず、「最先端のFintech技術による業務効率化」、「会計ビッグデータを用いた経営分析や指導による会員事業者へのサービス向上」など、多くの効果が期待できるという。さらに、全国の金融機関とのAPI連携を急速に進めるソリマチでは、今後金融相談・資金調達での展開を視野に入れた活動も実施する予定だ。

企業によって、自社に合った自計化や会計処理、資金繰りの問題点の把握に時間がかかる場合もあるだろう。このような専門的な知見を活かした支援を受けることにより、課題の早期発見や業務改善につながるかもしれない。

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