アデコ株式会社は2021年10月12日、「未経験のエンジニア転職」に関する調査の結果を発表した。この調査は、同社のエンジニア派遣事業部門が2021年9月13〜14日に実施し、未経験からエンジニアに就職・転職したビジネスパーソン計500名から回答を得たもの(就職者/転職者で均等割付)。これにより、「未経験からエンジニアへのキャリアチェンジした人の意識」などが明らかとなった。
未経験からエンジニアへ転職した8割以上が「仕事のやりがい」を実感。転職後に変化したこととは?

さまざまな職種からエンジニアへキャリアチェンジしている

エンジニアの人材不足が課題となっている中、未経験からキャリアを変更してエンジニアを目指す人もふえてきている。はじめに、未経験からエンジニアにキャリアチェンジした250名を対象に、「エンジニアへ転職する前の職種」について尋ねると、トップは「事務・オフィス」が21%となった。以下、「営業」が20%、「販売」が13%、「工場・製造」が11%などと続いた。さまざまな職種から、キャリアチェンジをしていることが明らかとなった。
エンジニアに転職する前の職種

エンジニアに興味を持った理由は、半数が「仕事内容が面白そうだと思った」

続いて、就職者と転職者双方に「未経験からエンジニアへの就職・転職に興味を持った理由」を尋ねた。すると、「仕事内容が面白そうだと思った」が51%でトップに。以下、「やりがいがありそうだと思った」が32%、「将来性が高そうだと思った」が26%と続いた。
エンジニアへの就職・転職に興味を持った理由

8割以上が前職よりも働きがいや満足度の向上を実感

次に、転職者250名に「エンジニアへ転職してからの実態と感想」について聞いた。

まず、「前職よりも仕事内容が面白いと感じたか」を尋ねると、「感じた」が84%に。また、「前職よりもやりがいが大きいと感じたか」を尋ねると、こちらも82%が「感じた」と回答。エンジニアに転身後「働きがいに関する満足度」が高まった人が多いことがうかがえる。

また、転職前の仕事と比較し、91%が「新しいスキルが身に付いた」、82%が「将来性が高い業界・仕事だと感じた」、76%が「キャリアビジョンが実現できた」と回答した。転職者は、前向きに自身のキャリアを築いているようだ。
エンジニアへ転職してからの実態や感想
今回の調査結果では、未経験からエンジニアにキャリアチェンジをした人の8割が、実際にやりがいを持って働いているとわかった。IT人材の不足に悩む企業担当者は、未経験でもやる気や熱意のある人材を採用し、育成する方法も検討してみてはいかがだろうか。