地方移住型のIT企業就職「WorkAliveGujoプロジェクト」が始動

システム開発企業・株式会社ウェブサーブは、2019年12月、地方移住を含むサテライトオフィスでのエンジニア業務就職「WorkAliveGujoプロジェクト」を開始すると発表した。システムエンジニアに向けた「働き方改革」を推進するもので、業界初となる取り組みだ。

IT・エンジニア業界初、地方移住を含む遠隔ワークプロジェクトが開始される

愛知県名古屋市に本社を置くウェブサーブが開始する「WorkAliveGujoプロジェクト」は、「移住」も含めた就職という形態だ。移住先は、岐阜県郡上市。同県はIターンやUターン者が多いことが特徴で、関東圏からの移住者が増加しているという。2019年の移住者数は1,519人(前年比15.7%増)にのぼり、そのうち100名が郡上市に移住した。こうした背景から、本プロジェクトの舞台となる郡上八幡は、移住型就職に実績のある土地だといえるだろう。

「WorkAliveGujoプロジェクト」では、ウェブサーブのほか、複数の名古屋のIT企業がエンジニアを採用し、郡上八幡にあるサテライトオフィス「HUB GUJO」を勤務地とする。
主な業務はシステム開発で、これまでのエンジニア経験が活かせる分野からキャリアをスタートすることが可能。そのほかに、ユーザー企業に向けた最適なシステムの提案から、開発、運用サポートまでをトータルに行うことが求められる。

郡上市としては移住者誘致と地方活性化が期待でき、一方でITシステム業界としては、時間や場所によって制限されない「フレキシブルな就業体制」の実現で、働き方改革を推進したい考えだろう。地方自治体と業界の利害一致によって生まれた新たな就業体制。これが成功すれば、当プロジェクトをモデルケースとしてほかの地域にも広げることも可能だ。うまく軌道に乗るか、今後の動向に注目したい。

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HRプロ編集部

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