
4分の3の企業が2025年度に賃上げを実施。半数超が5%未満の賃上げ率
人手不足と物価高が続く日本経済において、企業の「賃上げ」は喫緊の経営課題である。近年は賃上げに踏み切る企業も増え、採用ブランディングとしても有効性を高めているが、実際に企業はどのような理由で、どれだけの賃上げを実施しているのだろうか。まず学情が「今年度、賃上げを実施したか?」と尋ねたところ、2025年度に賃上げを「実施した」と回答した企業は75.2%で、4社に3社が今年度に賃上げを実施している現状が分かった。
なお賃上げ率は、多い順に「2~5%未満」が36.3%、「2%未満」が22.9%、「5~7%未満」が10.4%、「7~10%未満」が2.9%、「10%以上」が2.7%となっている。

賃上げ実施の目的は「従業員のモチベーションアップ」や「人材の確保・定着」など
次に同社は、「賃上げを実施した理由」について尋ねている。その結果、「従業員のモチベーションアップのため」と「人材の確保・定着のため」がともに68.1%で、並んで最多となった。次いで、「物価上昇に対応するため」が66%と僅差で続いた。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001415.000013485.html