地方・中小の人材不足解消を目指す。jobchainが外国人材を直接採用できるアプリを提供開始

jobchain株式会社は2019年9月、在日・海外在住の外国人求職者を直接採用できるCtoCプラットフォームとして、チャットアプリ「jobchain」(iOS)の提供を開始した。このチャットアプリは、採用担当者と外国人材間の相互理解をより深め、人手不足の問題が深刻な地方・中小企業の人材を確保し、スムーズに就労させることを狙いとしている。

地方・中小企業の人手不足の需要に応える

深刻な人材不足問題の中、外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が2019年4月1日に施行され、2030年には在日外国人労働者は200万人に上ると推定されている。しかし、地方・中小企業側が求人情報を十分に発信できていないことや、海外の悪質な仲介業者の存在など、外国人材を採用し人手不足を解消するまでには多くの課題が残されている。

jobchain株式会社は、多くの外国人のキャリアアップを助力し、人手不足問題を解決することを使命だと考えているという。企業の採用担当者と在日・海外在住の外国人材を直接つなぐことによって、人材難にあえぐ地方・中小企業には人材の提供を、外国人材に対してはキャリアアップのサポートをすることを目的としている。

独自な求人情報と相互理解を深めるための機能

jobchainは履歴書の請求、書類選考、オンラインの面接実施、オフライン面接の日程調整、内定通知など、一連の採用業務を、全てチャットボットで完結させられるのが大きな特徴だ。メールや電話などで対応する手間が省けるため、効率的でスピード感のある採用が実現できるとしている。

企業は求人情報に、成果報酬型広告費(アフィリエイト)を自由に設定することができ、インフルエンサーマーケティングを活かして情報を拡散することができる。また、独自の入力機能で誰でも簡単に求人情報を入力することができ、フルタイムやハーフタイム(アルバイト情報)、ゆる募(短期や単発のアルバイト)など、ターゲットを絞って情報提供することも可能だ。
同社では今後、AIチャットボット機能を強化することで、選考や審査の自動化、同時通訳機能の開発、電子決済サービスなどの機能を追加する予定だ。サービス開始5年で、企業5万社、外国人材50万人の登録を目指す。外国人材を直接採用できるツールを導入することによって、地方・中小企業における人手不足の問題を、スピード感を持って解消することが期待できるだろう。

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HRプロ編集部

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