デジタルがもたらす変化や、専門性の重要度の高まり、個の多様化が進む人事領域において、ピープルデータは人材マネジメントのあらゆるシーンで活用されるようになってきている。本講演では、PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)とProFuture株式会社が共同で実施したピープルアナリティクスサーベイの結果を紹介。日本企業における取り組み状況やトレンドのほか、人的資本開示に向けた検討ポイントなど、ピープルアナリティクス活動を強化するにあたってのヒントを、具体的な事例を含めて解説する。
先進的に取り組んでいる企業の「ピープルアナリティクス」とは

「ピープルアナリティクス」で何が実現できるのか

先進的に取り組んでいる企業の「ピープルアナリティクス」とは
野上氏:ここでは、PwCコンサルティングがProFuture株式会社と毎年共同実施している「ピープルアナリティクスサーベイ」の2022年版レポートの結果から読み取れる動向とインサイトを紹介させていただきます。

まずは下図のとおり、大きく6つの発見がありました。特に4番目に「分析結果提供範囲の拡大」とあるように、人材データの分製結果の提供先がマネージャーや従業員本人にまで及んでいる企業が増えています。また5番目に「意識改革の取り組み強化」とあるように、意識改革の必要性を感じている企業が増加傾向にあります。

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