社労士が教える「採用コンプライアンス」周知と教育のポイント

特別読み切り

企業に対する法令遵守の目は年々厳しくなっているが、コンプライアンスは全てのビジネスの大前提であり、企業のあり方を築くための根幹となるものである。会社が長期に渡って存続するために、世の中のルール、社会のルールを守り社会から信頼を得ることは必須である。社内での人権の尊重、差別、ハラスメント等の禁止や反社会的勢力への利益供与の禁止等はもちろんのこと、社内へ入社する前段階である「採用」に関しても法令遵守を徹底することは強く求められている。そこで今回は採用コンプライアンスを遵守するための関係者への教育のポイントについてお伝えしたい。

【1】採用コンプライアンス研修のポイント

採用コンプライアンス研修を実施するのにあたり、対象となるのは面接の担当者やリクルーターなど応募者と直に接する機会のある者である。人事部に所属し、採用コンプライアンスを熟知する者だけでなく、様々な職種、立場の人が採用には携わることとなる。

採用コンプライアンスは「知らない」ことが一番のリスクである。まずは厚生労働省が提示している「公正な採用選考の基本」(※1)より「採用選考時に配慮すべき事項」に書かれている、採用面接で把握しないほうがよい事項をお伝えしたい。

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著者プロフィール

採用定着コンサルティングOFFICE サン&ムーン 代表 社会保険労務士 田中 亜矢子

1981年10月生まれ。二児の母。
2004年 愛知教育大学教育学部卒業後、岡崎信用金庫へ入庫。9年間 営業店で投資信託や保険商品のセールスを経験後、人事部へ。
採用、人材育成を通じ5年間で約5,000名の学生と接する。
2017年 研修講師として独立。 同年、キャリアコンサルタント資格を取得し、学生および転職者の面談等を実施。 企業、官公庁、学校にて部下育成、コミュニケーション、ハラスメント等、2年間で研修登壇回数は200回を超える。
現在は愛知県岡崎市で社会保険労務士事務所を開設し、研修と助成金事業を中心に活動する。

<執筆実績>
2019年3月より「HRプロ」にて毎月採用や教育に関するコラムを連載中
2019年6月号「会社の知恵袋」に若手育成に関する記事を掲載
2019年7月より「東海愛知新聞」にて毎月教育に関する記事を連載中
人を育てる人、を育てる。 採用定着コンサルティングOFFICE サン&ムーン

2/5開催_採用フォーラム2020 in 大阪

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