コラム・対談・講演録
これからは「ホワイトカラーが余る」時代――“余剰人材”から“現場の戦力”に変革する「アドバンスト人材」とは?
社労士が解説する人事と労務
ある大手銀行グループが、本部の全行員約8,000名のうち、2,000名を営業現場などへ異動させる方針であると報じられていた(2025年12月)。このニュースの本質は、単なる「人員配置の見直し」ではないだろう。「本部」という組織の頭脳・管理部門から、過剰な準管理職や中間層を現場へ送り出すという点に、極めて重要な意味があるように思える。これはいわば、昭和時代から継続して日本の組織に蔓延した「大企業病」や「本部至上主義」に対する、事実上の解体宣言かもしれない。