アフラック生命保険株式会社は2022年12月23日、全社員を対象に副業を認める「プラス・キャリア制度」を発表し、2023年1月より導入している。本制度導入により、社員の主体的なキャリア形成と成長を支援したい考えだ。
アフラック、全社員を対象に副業を認める「プラス・キャリア制度」を導入。新制度導入で社員のキャリア形成を支援

副業容認により「成長意欲のある社員」の支援へ

アフラック生命保険株式会社は、「多様な人材が自律的に働き、強みを生かし、最大限に力を発揮しながら、主体的にキャリアを構築できる環境を実現する」という理念のもと、職務等級制度を基軸とした人材マネジメント制度を全社員に導入している。

今回、同社は副業が社員自身のキャリア形成や成長に資するとして「プラス・キャリア制度」を導入することを決定した。副業により同社業務とは異なる経験や社外の知見の獲得等を通じ、成長意欲のある社員を支援するという。今後も同社は、多様な働き方の尊重と働きがいのある職場を提供することで、イノベーション企業文化を醸成させていきたい考えだ。

なお、同社では、「Aflac VISION2024」の実現に向け、2022~2024年までの中期経営戦略を策定し、その筆頭に「多様な人材の力を引き出す人材マネジメント戦略」を掲げている。同戦略のもと、社員一人ひとりが主体的にキャリアを構築できる環境を実現しエンゲージメントを高めることで、リーディングカンパニーへの飛躍を目指していくとのことだ。

政府による副業・兼業を促進する働きかけもあり、今後より多くの企業で副業容認が進むと考えられる。同業他社の動きにも注視しながら、自社での副業に関する制度整備を検討していきたい。

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