さていよいよ、このコラムも今回が最終回となります。最後にお話しするのは、管理者適性についてです。
中間管理者ならば、当然、現場の仕事をどのくらい良く知っているかが大切です。そして、若い部下たちを本気になって育てる努力が必要です。女性を管理職に任命する男性上司は、その対象となる女性社員を日頃から良く見ていることはもちろん、深く理解していなければなりません。しかしどうしても、男性特有の目線なり、見方で、女性の行動を見てしまいがちです。

上司が部下に何かを指示する時は、性別に関係なく、相手の意見を十分聞いたり、質問をさせたりして、納得を計ることが必要ですが、男性上司が女性の部下に指示する際には、特にこの点を丁寧にやって欲しいと思います。

なんといってもビジネスの世界で歴史の長いのは男性です。女性は遅れて同じ世界に入ろうとしているのですから、そんな心遣いが欲しいのです。

女性はとかく、同じ職場に少し長く留め置かれたり、同じような仕事を与えたりされがちでした。しかし管理者ともなれば、やはり幅広い経験やモノの見方が要りますから、管理者に任命する際には、彼女たちの話をよく聞き、常に指示しっぱなしでないほうが良い仕事をしてくれるでしょう。

では最後に、働く女性たちへアドバイスを贈って、このコラムの締めくくりとしたいと思います。ここまで長い間お付き合い下さったすべての方々に、心から御礼を申し上げます。

【働く女性へのアドバイス】
1.1日に1回は家族全員でご飯を食べて、皆が話し合うこと。
2.子供に勉強ばかりさせようとせず、家事を手伝わせること。
3.父親は自分の職業観や会社で起きたことなど伝えること。
4.子供の意見をちゃんと聞くこと。聞き流しにせず、くりかえして説明させること。そしてそれを評価しない事。
5.両親は子供に自分たちの働く姿を見せて、背中で指導すること。
6.部下の長所を見付けて、その度ごとに褒めること。
7.上司の行動でも、それが良かったり、嬉しかったりしたら、それを伝えて感謝すること。
8.まだ少し不安でも仕事を部下にやらせて、成功するように手助けすること。
9.大きくはっきりした声で話すこと。
10.何かを訴えたい時、自分の考えをメモで整理して、自分が何を言いたいのか、ハッキリ把握してから話すこと。
11.直ぐに決めろ。あれこれ言ううち、世の中は進む。
12.ちょっと待て、話し合いより行動を。
13.言い訳を聞く暇はない、今日一日を楽しく。
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