
2025年ゴールデンウィークの予算は「29,237円」で前年より微増
新年度を迎えて慌ただしい状況が続く中、働く人々にとって次の楽しみとなるのがゴールデンウィークだ。今年のカレンダーを見ると、なかなか連休が取りづらい日程になっており、上手く予定を立てられないでいる人もいるのではないだろうか。しかしこうした連休は“お金の使いどころ”ということもあり、少しでも楽しもうと予算を決めて計画を立てる人も多いはず。今年のゴールデンウィークにおける、世間の人々の過ごし方はどのようになっているのだろうか。はじめにインテージが、「GWの予算」を尋ねて平均を算出したところ、「29,237円」となった。近3年の経年比較で見ると、昨年は一昨年と同水準で推移しているのに対し、今年は昨年より予算増となり、前年比105%となっている。また、“給与の増減見込み別”でGWの予算平均を見ると、2025年4月以降に「給与増加」と予想する人では「65,130円」となり、「給与変動なし」および「給与減少」と予想する人の2倍以上となった。

GW期間中の最長連休は「4日」に
次に、「GW期間中の最長連休予定」について尋ねたところ、2025年は「4日」が全体の4割を占めて最多となった。カレンダーどおりにいくと、今年は4月29日と5月3日~5月6日に休む人が多そうだ。一方で、「1週間以上休む」とする人は昨年より減少していることも分かった。
GWは「自宅で過ごす」が約4割。2025年は“巣ごもり”傾向加速か
続いて、同社が「GWの過ごし方」について予定を尋ねると、「自宅で過ごす」が37.3%で最多となった。以下、「外食」が17.5%、「ショッピング」が16.1%、「国内旅行(泊りがけ・日帰りの計)」が13.6%で続いた。他方、「海外旅行」は1.3%で昨年とおおよそ同程度の水準になっている。「自宅で過ごす」との回答が微増しているのに対し、他回答のほとんどが昨年より減少していることから、2025年のGWは“巣ごもり”傾向が強まっているようだ。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000257.000036691.html