新たな価値を創造し、社員のキャリアを支援
昨今の「労働力不足」に加え、働く価値観の変化により「兼業・副業」が浸透するなど、働き方は大きな転換期を迎えている。双日はこのような中、社員が高いモチベーションを持ちながら成長実感がともなう仕事ができるよう、「多様な働き方」を支える選択肢を増やすことを決定した。まず、同社および関連会社を退職した社員が設立する「双日アルムナイ」を支援し、退職者同士や同役職社員とのネットワークを形成する。こうして、現状の領域にとらわれない事業機会を増やしていく構えだ。
また、「ジョブ型新会社」は、社員の「やりたいこと」を支援するキャリアプラットフォームだ。35歳以上の同社社員のうち、希望者が対象となる。同プラットフォームにおいては、キャリアの選択肢の幅を広げるために「70歳定年」、「就業時間/場所の無制限化」、「副業・起業」を可能とし、新たなキャリアパスを創り出していくという。社員は双日から新会社に転籍することで、これまでに培ったスキルや経験を社内外で生かし、新たな価値を提供することを狙いとしている。