通信障害・機材トラブルの不安におびえる学生

最後に、オンライン面接を受けた学生の感想を紹介しましょう。来年に向けて、対策や改善が必要なヒントもあると思います。ぜひ今後の参考にしていただければ幸いです。

・原稿を用意できるので、必死に準備しなくてもいい。声量や態度で評価されることがなさそうなので気が楽ではあった(長岡技術科学大学、理系)
・相手の雰囲気が分かりにくいときがある(学習院女子大学、文系)
・通信障害さえなければ、特に対面と変わらないと思う(日本大学、文系)
・オンラインだと交通費がかからないし、変に緊張もしないで済むのでうまくいった。これからも最終選考や実技以外はオンラインで済ませてほしい(多摩美術大学、文系)
・特に対面と変わりはない。ただ、通信状況が悪いときがあるので、そこは不便だと感じた(千葉大学大学院、理系)
・人柄を見てくれるのかが不安。直接のほうがうまく話せる(愛知県立大学、文系)
・電波状況が悪く、選考に影響が出ていないか不安な気持ちになった(関西大学、文系)
・自分の部屋で面接できるため、落ち着ける。そのため、緊張せずに自分を出せたと思う(同志社大学、文系)
・最終は対面がよかった(東海大学、文系)
・全く問題ない。家から疲れることなくできるのでむしろ便利で、今後もやってほしいと思った(慶應義塾大学、文系)
・最初からオンラインではなく、コロナの影響で急に決まったオンラインだったので、準備に焦りました(創価大学、文系)
・挙動や人間的な部分が伝わりにくくなるので、対面のときよりも、より言葉を選ぶ必要があるかなと思った(大阪大学、文系)
・タイムラグ等やりづらい部分もあるが、案外伝わることもあるんだなと思った。使いようによっては便利だと思う(お茶の水女子大学、文系)
・カメラ目線で話すと相手の表情が見えないので、やりづらさは感じた(慶應義塾大学、文系)
・準備は対面より大変だが、緊張しすぎず素が出せている気がする(日本女子大学、文系)
・交通費もかからず、移動時間もなく地方学生にとってはありがたい(京都大学、文系)
・熱意が伝わっているのか、画面のどこを見ればいいかなど戸惑う点が多かった(宇都宮大学、理系)
・通信障害があり、切れてしまうことが多々あった。電話に切り替え対応をしてくれる企業もあったが、やりづらい(近畿大学、文系)
・カメラを見ることが難しい。接続が切れたらどうしようなどの不安が残る(安田女子大学、文系)
・隠れてメモを取ることもできるし、相手の名前が常に表示されているので呼びやすい。私的には直接より良かった(東京工業大学、理系)
・必ず個別面接になるのでじっくり話すことができた(大阪産業大学、理系)
・正直、直接よりやりやすい。体力面でもとても楽だった(慶應義塾大学、文系)
・交通費や移動時間という面のメリットはかなり大きい一方、対面とは違い話を切り出すタイミングがつかみづらかったり、ジェスチャーが伝わりにくかったりといったデメリットも感じた(東京大学、文系)
・日程を詰められるし、会場に行かなくていいし、いいこと尽くめ(法政大学、文系)
・対面のほうが気持ちを伝えやすいので、オンライン面接は苦手である(下関市立大学、文系)
・面接が始まるまでの待ち時間が長かったり、話すタイミングが合わなかったりしたので対面のほうが良いと思った(慶應義塾大学、文系)
・集団面接には不向きであると感じた。また、音や動画が接続により途切れることがあるので、ネット環境を整える必要がある(近畿大学、理系)
・画面共有機能による技術プレゼンでは、プレゼン中に面接官の顔が見えなかったため、反応が分からず不安だった(東京大学、理系)
・受けてみて、オンラインのほうが出向かなくていいので非常に楽だと感じた。また、最終面接までオンラインでも、問題ないと感じた(星薬科大学、理系)
・自分と相手の雰囲気が伝わりづらいのと、実際に本社や事業所を訪問できない点が残念(高崎健康福祉大学、理系)
・対面よりも気楽に受けられる。ただ、音が途切れたりカメラが起動しなくなったりするなど、絶対に何らかのトラブルが起こるので、その点を不便に感じる(実践女子大学、文系)

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