コラム・対談・講演録
『戦略的休暇: 休むほど成果が出る新しい働き方』船見敏子(著)(ぱる出版)
書籍・本 紹介/レビュー
<『休み方』をデザインできる組織が、人も成果も守れる>
「休みたくても休めない」管理職や人事の間で根強いこの声の背景には、「休むと迷惑をかける」という罪悪感と、仕事の属人化による組織構造の問題がある。本書『戦略的休暇 休むほど成果が出る新しい働き方』は、「休むこと」を経営・人事の重要な戦略テーマとして捉え直す一冊だ。
著者は記者として1,000人超の著名人に取材後、公認心理師として1万人のカウンセリングと1,000社の職場改善を支援してきた"職場メンタル"の専門家。本書では、医療現場で用いられる認知行動療法を応用したワークやチェックリストで、「休めないマインドセット」を実際に書き換える。「なぜ休めないのか」から始まり、「リーダーが休む/休めるチームづくり」、「疲労度別リカバリー術/人生を充実させる休暇設計」へと、個人・チーム・組織の三層で段階的にアプローチする構成だ。働き方改革、ウェルビーイング経営、メンタルヘルス対策を推進する人事・経営層にとって、休暇を制度と風土の両面から見直すための実務的テキストである。
【書籍基本情報】
書籍名:戦略的休暇: 休むほど成果が出る新しい働き方
著者:船見 敏子
出版社:ぱる出版
書籍発売日:2025年11月7日