SKY-NETWORK株式会社は2020年3月、緊急時の連絡をスマートフォンに音声や文字放送で呼びかけるインターナル放送アプリ、モバイル放送コミュニケーションネットワーク「Mobile Broadcast Network」をリリース、発表した。大規模災害や新型コロナウイルスを始めとする感染症流行時の対策に有効としている。
新型コロナウイルスや災害時の対策に有効。音声利用の社内放送アプリをリリース

アプリを使用して音声・文字放送で従業員に呼びかけ

予期せぬ災害発生時や新型コロナウイルス感染症の蔓延により、在宅勤務体制に移行する企業が多い中、確実な連絡手段の必要性が高まっている。

そういった手段の需要が高まる中、SKY-NETWORKは海外現地法人を含む企業および学校、医療機関、金融機関などに向け、緊急時の連絡を従業員や団体関係者のスマートフォンに音声や文字放送を利用して伝えるアプリ、モバイル放送コミュニケーションネットワーク「Mobile Broadcast Network」をリリース。全国の自治体に提供する防災行政無線スマホ自動転送放送システム「Jアラート」の企業版となる。

非常時に有効な情報伝達効果

「Mobile Broadcast Network」は、メール配信と比べ情報伝達力に優れている。具体的な優位性は以下の通りだ。

・プッシュ通知で放送開始を知らせるため、連絡内容の即時視聴が可能
・音声放送は内容の要点が伝えやすく、情報の見落としがない
・従業員や関係者からのテキストや動画投稿も可能(閉域網SNS)
・利用にあたりメールアドレスの登録や更新、削除などの維持管理が不要
・メール配信機能が使用不可能となっても、スマートフォンを放送発信機として情報伝達が可能

予期せぬ緊急事態が起きた際は、従業員の安否確認の意味でも確実な連絡手段が必要となる。そのため、このアプリケーションは企業のリスク対策のひとつとして有効アイテムとなるだろう。

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