企業の持続的な価値向上を実現する、効果的な「組織課題」解決の一手とは
2つの観点から見えた企業の人事課題とは
松岡 本日は、“企業の持続的な価値向上を実現する、効果的な「組織課題」解決の一手”をテーマに、HR総研が実施した「社内アンケートに対する社員の意識調査」(調査期間:2022年3月23日~4月8日)や「人事の課題と社員サーベイの活用に関するアンケート」(調査期間:2022年5月23日~30日)の調査結果を、3つのパートに分けてお伝えしていきます。まずは、「人事の課題について」です。「採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ」面での最大の課題は「次世代リーダー育成」で、次いで「キャリア採用」となっています(図1)。▼図1:企業規模別 【採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ】面での課題
「組織・制度・仕組み・システム」面での最大の課題は、大企業では「評価の定着・評価者スキルの向上」、中堅企業では「従業員エンゲージメントの向上」となりました(図2)。また、大企業では「人事データの活用」が大きな課題として認識されているものの、中小企業では重要視されていないことも分かります。
▼図2:企業規模別 【組織・制度・仕組み・システム】面での課題
▼図3:企業規模別 人事課題の把握手法
▼図4:企業規模別 【採用・人材育成・配置・人材ポートフォリオ】面の最重要課題の解決状況
▼図5:企業規模別 【組織・制度・仕組み・システム】面での最重要課題の解決状況
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