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「就業体験ありインターンシップ」への参加希望は98.2%。“リアル志向”も強く
2025年卒採用より、一定の条件下でインターンシップと採用の連携が可能になったほか、企業セミナーやグループワークなどのプログラムを実施する「オープン・カンパニー」のカテゴリーが新設された。「インターンシップ」や「オープン・カンパニー」といった学生との早期接点機会は、その重要性を一層高めているが、実際にこれから就活が本格化する27卒生におけるニーズはどのようになっているのだろうか。はじめに学情は、「就業体験があるインターンシップに参加したいか?」と尋ねた。その結果、「参加したい」と回答した学生は98.2%に上り、ほぼ100%に近い学生が参加したいと考えていることが分かった。
なお、フリーコメントでは「具体的な仕事内容を理解し自分が働くイメージを明確にできる」、「やりがいや仕事に必要なスキルを学びたい」、「その仕事が自分に合っているか確認したい」、「ギャップをなくすため」、「企業と関わりが持てる」、「内定に有利になる」といった声が寄せられたという。

フリーコメントでは、「会社の雰囲気や仕事の内容を自分の目でしっかりと確かめたい」、「リアルのほうが社員の方と話しやすく、自分のことをより知ってもらえると思う」、「業務内容のイメージがつかみやすい」、「オンラインだと緊張感がないから」などの声が挙がったとのことだ。

「オープン・カンパニー」への参加意向も約9割。希望する形式は?
続いて、企業セミナーやグループワークなどといった「就業体験を伴わないオープン・カンパニー」への参加意向を尋ねた結果、「参加したい」とした学生が90.3%と9割に達した。同質問に対するフリーコメントとしては、「まだ業界や職種で悩んでいるので、就業体験より色々な企業のセミナーをたくさん受けてみたい」、「インターンシップの日程が合わない企業に関してはオープン・カンパニーに参加したい」、「他の就活生と交流できる」、「インターンシップよりハードルが低い」、「就職に役立つ経験ならなんでもしてみたい」といった声があったという。

他方、「オンライン」および「どちらかと言えばオンライン」(計22.1%)は、インターンシップ(7.1%)よりも15ポイント高く、「リアルとオンライン両方」は34.4%と3分の1を占めた。
フリーコメントでは、「就業体験がないならどちらでも構わない」、「リアルでもオンラインでも、とにかく情報収集をしたい」といった声が寄せられている。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001418.000013485.html
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