●新卒採用の人事トレンドニュース一覧
“選考につながるインターンシップ”への希望は極めて高い結果に
「インターンシップと採用の連携」が本格化し、学生の就職活動は一段と早期化している。現大学3年生を中心とした27卒生においても、大学1・2年次からの準備が加速しており、早期の内定獲得を目指す学生が多くなっている状況だろう。そうした中、インターンシップは採用にどのような変化をもたらし、企業は早期化する就職活動にどう対応すべきなのだろうか。はじめに学情が「選考につながるインターンシップがあれば参加したいか?」と尋ねたところ、「参加したい」と回答した学生が98.1%と、100%に迫る結果になった。
同質問に対するフリーコメントでは、「インターンシップに参加して、会社を知るだけでなく選考につながるのは一石二鳥」、「自分が目で見て、雰囲気の合う会社に入社したいから」、「効率よく就活を進められる」、「早く内定がほしいから」、「面接よりも数日間のインターンシップの方がより正確に判断されると考えた」、「選考に繋がると考えるとモチベーションが上がる」といった声が挙がったという。

3割以上が「大学1・2年次」から就活準備を開始
次に同社は、「インターンシップや就職活動準備に関する情報収集を始めた時期」について尋ねている。その結果、「大学3年生になってから」が69.6%と約7割を占めたものの、「大学2年生」が25%、「大学1年生」も5.5%の回答が集まった。3割以上の学生が、大学1・2年次からインターンシップや就活準備に関する情報収集を始めていることが明らかになった。
大学3年生での就活終了を希望する学生が4人に1人
最後に同社が、「就職活動を終えたい時期」について尋ねると、最多となったのは「2026年のゴールデンウイークまで」で20.9%だった。それ以前の時期では、「2025年12月末まで」が4.3%、「2026年2月末まで」が2.6%、「2026年3月末まで」が17.9%となり、合わせて24.8%と“4人に1人”が3年生のうちに就職活動を終えたいと考えていることがわかった。なお、フリーコメントでは「早めに終わらせて大学生活を謳歌したい」、「4年次は卒業論文の執筆で忙しくなるため」、「なるべく早く内定を得て、その後の時間をさらなる企業理解や検定・免許の取得の勉強にあてたい」といった声が寄せられたという。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001419.000013485.html
●新卒採用の人事トレンドニュース一覧
