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永続的な人的資本経営を実現するリーダーシップ・パイプライン
本資料は、リーダーシップ・パイプラインへの理解を促し、組織にリーダーシップカルチャーを根付かせ、持続・永続的な人的資本経営を実現するための考え方をまとめたものです。
冒頭では、現場担当者を率いる課長層と、リーダーを率いる部長層に対して、リーダー育成の現状を自己診断する5つの質問を提示しています。「上司との面談でリーダー育成について話があったか」「目標管理シートにリーダー育成項目があるか」「リーダーシップの責任は明確か」「上司からの支援は十分か」「部下育成への責任意識の程度」などを通して、組織におけるリーダーシップの成熟度を可視化します。
多くの組織でリーダーが依然として「優秀なプレイヤーの延長」として扱われており、本来の役割である「他者を通じて成果を上げる」行動が十分に発揮されていない状況を明らかにします。理想的なリーダーは、自らの成果ではなく、部下の成果創出を支援することに時間を費やし、上司から明確な期待とサポートを受ける存在であるとしています。
次に「リーダーシップの原則」として、課長層の例を用い、チーム成果を高めるには「他者を通じて成果を出す」アプローチが不可欠であることを説明しています。さらに組織全体では、中間層(Level4〜7)のリーダーが企業の成果を大きく左右することを示し、リーダー育成の重点をこの層に置く重要性を示唆しています。
中心概念である「リーダーシップ・パイプライン・モデル」では、担当者から事業責任者までの各階層ごとに「なすべき仕事(Leadership Portrait)」を定義し、職務意識(Work Values)、業務時間配分(Time Application)、スキル(Skills)の3つの要素で整理・説明しています。
最後に、リーダーシップの実践・定着には「シンプルさ」が不可欠であり、難解な理論ではなく、誰もが理解し、実践できる仕組みとして設計することが重要だと説き、すべての階層でリーダーが自分の役割を自覚して行動するようになることが、組織全体の成果を持続的に高める人的資本経営の基盤構築につながると結んでいます。