コラム・対談・講演録
12月は厚労省が定めた「職場のハラスメント撲滅月間」。パワハラ対策の基礎と本質を見直そう
社労士が解説する人事と労務
2021年も、もうすぐ終わろうとしている。「上司からのパワハラを理由に社員が自殺」、「職場のパワハラでうつ病を発症して労災認定」……等々、今年もこうしたニュースをうんざりするほど耳にしてきた。パワハラを経験した労働者の割合は約3割に上るというデータもあり、今やパワハラはいつどこの職場で発生しても不思議ではない時代となってしまった。ところで、12月は厚生労働省(以下、厚労省)が定めた「職場のハラスメント撲滅月間」だそうだ。年末の業務繁忙や忘年会等でハラスメントが発生しやすくなることが懸念されている。この機会に、企業のパワハラ対策の基礎知識を見直すとともに、その防止のために何が大切なのかを考えてみたい。