部下との距離感、会議の進め方など管理職やリーダーが抱える6つの課題を取り上げ、アドラー心理学やソリューション・フォーカスを日常のマネジメントに活かす実践ポイントを紹介します。

管理職が日々直面するこれらの悩みは、単なる「伝え方」のテクニックではなく、
部下との関係性や人材育成の姿勢そのものと深く関わっています。

ライフスタイルメディア「GOETHE(ゲーテ)」では、2026年7月25日から30日にかけて、
有限会社ヒューマン・ギルド取締役研修部長・永藤かおるの著書
『「アドラー」だから自分で動ける部下が育つ 上司の教え方』の一部を抜粋した短期連載
「アドラー心理学で解決」①~⑥が掲載されました。

■ 6つの記事で紹介しているポイント

① 部下との関係性
部下と「友だち」になることを目的にするのではなく、役割の違いは保ちながら、
人として対等な「横の関係」を築き、相互尊敬・相互信頼を土台に関わります。

② 会議
「なぜダメだったのか」「誰が悪かったのか」と過去の原因を追うだけでなく、
「今は何ができているか」「次はどこを目指すか」「そのために何をするか」と、
ソリューションフォーカス(解決思考)で次の具体策を生み出します。

③ 成長の評価
部下の成長を他人と比べるのではなく、3か月前・半年前・1年前など本人の過去と比較します。
結果だけでなく、努力・工夫・進歩や、目立たない日常の貢献にも目を向け、言葉にして伝えます。

④ 「でも」が多いメンバーへの対応
「言い訳が多い=やる気がない」と決めつけず、リスクに気づける慎重さを強みとして捉えます。
「たしかに」と受け止めたうえで問いかけ、Yes・butではなくYes・andの対話で前向きな選択肢を引き出します。

⑤ 若手の提案への向き合い方
若手の発言に「生意気だ」と感情的に反応するのではなく、世代や役職を越えて
「組織にとって何がより良いか」という視点で考え、新しい知識や提案を活かす関わり方を重視します。

⑥ 失敗への向き合い方
一度の失敗や判断ミスを「自分には資格がない」という自己否定につなげず、
「どんな状態が望ましいか」「ここまでうまくいっていることは何か」
「今の自分にできることは何か」と、未来と次の一歩に焦点を当てます。

■ 「自ら動くチーム」をつくるために

連載全体を通じて見えてくるのは、部下を一方的に変えようとするのではなく、
上司自身が関わり方や視点を見直し、相手が自ら考え、行動しやすい環境を整えるという考え方です。
相互尊敬・相互信頼、勇気づけ、共同体感覚、ソリューションフォーカスなどの視点は、
日々の部下育成やチームづくりを見直す具体的なヒントになります。

人事・研修ご担当者や管理職の皆さまに、社内人材育成や組織づくりの参考として、
ぜひご一読いただきたい連載です。

■ GOETHE「アドラー心理学で解決」6つの記事
① 仕事をしやすくするために、部下と友だちのような関係になることはいい? 悪い?【アドラー心理学で解決①】
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260725-adler?heading=2
② 憂鬱になる会議と前向きになれる会議は、何が違うのか【アドラー心理学で解決②】
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260726-adler-6
③ 部下が「どれだけ成長したのか」は、他人と比べるものではない。ではどうするべきか?【アドラー心理学で解決③】https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260727-adler-7
④ 「でも」…言い訳が多いメンバーを、前向き視点にする方法【アドラー心理学で解決④】
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260728-adler-8
⑤ 生意気な若手にカチンときたら、どうマネジメントすべきか【アドラー心理学で解決⑤】
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260729-adler-9
⑥ たった一度の失敗で、自己嫌悪になってしまうのを治したい【アドラー心理学で解決⑥】
https://goetheweb.jp/lifestyle/more/20260730-adler-10

企業の事担当者様やマネジメント層の方々に、
社内人材育成や組織活性化のヒントとして活用いただける実践的な内容です。
ぜひご一読ください。

「人が自ら動く組織づくり」をテーマに、アドラー心理学を実践的なマネジメントへ応用。ヒューマン・ギルドが提供する法人向け研修・講演プログラム

ヒューマン・ギルドでは、
アドラー心理学の理論を現代ビジネスの現場に即した実践的なマネジメント手法へ応用し、
企業・官公庁・教育機関を対象とした多彩な研修・講演プログラムを実施しています。

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■ 主な提供研修プログラム例
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✅ アドラー心理学に学ぶ「課題解決力向上研修」
問題の原因追及にとどまらず、「望ましい未来」に目を向けるソリューションフォーカスを習得。
勇気づけと組み合わせ、部下への質問やトラブル対応など、職場で実践できる課題解決力を養います。

✅ 管理職に求められるコミュニケーション
 ― 感情のコントロールと勇気づけ ―
管理職に必要な感情のコントロール、信頼関係づくり、セルフケア・ラインケア、勇気づけを実践的に学習。
自他の感情に振り回されず、部下のモチベーションを高め、協働できる職場づくりを目指します。

✅ アドラー心理学に学ぶ「心理的安全性とワーク・エンゲイジメント」構築
心理的安全性とワーク・エンゲイジメントをベースに、メンバーが安心して発言・挑戦できる職場づくりを学びます。
勇気づけを通じて自律性や貢献感を高め、チームの力を引き出します。

貴社の組織課題に応じたカスタマイズ設計も可能です。
社内人材育成の強化をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
ヒューマン・ギルド 取締役研修部長 永藤かおる(GOETHEにて、アドラー心理学に基づく「部下が自ら動くチームをつくる上司の教え方」をテーマに6記事にわたり解説)

ヒューマン・ギルド 取締役研修部長 永藤かおる(GOETHEにて、アドラー心理学に基づく「部下が自ら動くチームをつくる上司の教え方」をテーマに6記事にわたり解説)